中央大学で学びたい方

「心と頭の良くなるお話し」学習の基本戦略と、人間如何に生くべきか…(白門経友会主催公開講演会)

2014年11月14日

講師の高梨明宏さん

中央大学経済学部のOB会組織である白門経友会は、在学生との交流を一層深めるための活動として、11月14日(金)の5時限目に、多摩キャンパス経済学部棟(7号館)にて、公開講演会を実施しました。
講師の高梨明宏さんは、元中央大学職員であり、全国の高校でも学習法や進路の考え方について指導・講演されています。この度の講演会では、経済学部事務室や広報室、入学センターの勤務経験より、たくさんの学生とふれあい、人間ウォッチングを重ねた高梨さんが、効果的な学習法やキャリアデザインを成功させるヒントを、在学生諸君にお話ししました。
専門科目の教科書の読み方は、節や章を読み飛ばしてはならない。総論をアタマで理解してから各論に落とし込んでいくという手法を取ることによって、飛躍的に理解力が増す。語学は通学時間で学ぶと効果的。自宅に帰ると、まず家事・手伝いを20分やってから、勉強をする。そうすると、家族との関係がうまく行き、その穏やかでいがみ合いのない、和やかな環境が、3時間の勉強を9時間分の学習効果につなげてくれる。授業は復習よりも予習が大事であり、何よりも大事なのは、授業そのものを理解すること――など、具体的で分かりやすい効果的な学習法が、披露されました。
また、高梨さんの学習法は、"アタマ"だけでなく、"心"も豊かにするため、「運命は性格の中にある」という、芥川龍之介の言葉にもあるように、人間の人格形成上大変有意義なお話を伺うことができました。
残念だったのは、折角の講演会を聴講する学生の数が極めて少なかったこと。
今回の講演を聴講できなかった方は是非、高梨さんが執筆された「~中・高生の必読書~読んで心と頭の良くなる勉強法~学習の基本戦略、理に適った勉強を考えよう~」を、この機会にご覧下さい。

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