ボランティア

【イベント報告】夏ボラ〈福祉編〉東京光の家

2023年12月05日

 夏ボラの初回として、視覚障がい者の総合福祉施設である「東京光の家」にご協力いただき、就労型施設を利用されている方が
実際に取り組んでいる仕事の手伝い等、以下の通り実施しました。

 昨年度までは、夏ボラの全プログラムが終了後に参加学生全員を対象とした事後勉強会を実施していましたが、今年度より活動
終了直後に、活動先の職員の皆さんにも参加いただき、事後勉強会を開催する運用へと変更しました。活動直後の記憶が鮮明な時
に事後勉強会を行うことで、学生の言語化が円滑に進むこと、また受入先の方々からのお話やフィードバックをいただけることで、
新たな視点での学びが深まる時間となりました。

 

◎目的:ボランティアを始める一歩がなかなか踏み出せない学生に向けて、社会課題を身近に感じ、ボランティアに
              取り組みやすい環境をつくり、今後の学生のボランティア活動へのきっかけづくりとする

◎日時・参加人数:

8月 4日(金)10:00~17:00 : 学生5名、引率者1名(コーディネーター)

8月25日(金)10:00~17:00: 学生5名、引率者1名(コーディネーター)

◎場所:東京光の家(東京都日野市)

◎内容:缶バッチの制作、点字の本の並び順の確認、お菓子を詰める箱作りの作業

◎参加者の感想

 障害を持つ人は、障害を持たない人と比べて劣等感を感じていて、悲観的に生活しているのではないだろうかという先入観があった。

 しかし、そのような先入観は一瞬で打ち破られた。皆さんが楽しそうに喋りながら働き、次の日が休日だったこともあり明日は野球を
 観に行くと話す人もいた。常に笑顔と会話が絶えない環境だったなと思った。職員の方が利用者と楽しそうに会話している様子も素敵
 だなと感じた。普段関わることがない方と関わることに躊躇はつきものだが、それを乗り越えて自分の世界を広げていく楽しさを感じ
 ることができた。