ボランティア

【イベント報告】11/20(土) 福島県・大熊町より、想いをつなぐオンラインイベント ~被災地の現状を知り、現在を問う

2021年12月13日

福島県大熊町で被災され、その後語り部として発信されている木村紀夫さんを講師に迎え、

帰宅困難地域からのオンラインによるスタディーツアーと意見交換を行いました。

 

現地からリアルタイムに届く映像や被災当時の写真を見ながらお話を伺ったことで、まるで

現地を訪れているようでした。現在の大熊町や福島原発、便利な生活、自然との共生など

話は多岐にわたり、大変勉強になる有意義なイベントでした。

 

【日 時】11月20日(土)13:00~15:00

【内 容】福島県大熊町の木村紀夫さんとつないで行うオンラインイベント

【参加者】学生12人、教職員4人

【協 力】公益財団法人電通育英会

 

<アンケートより>

・東日本大震災であったり、それに伴う原発の事故は、私がボランティアをしたり、様々な活動をする大きなきっかけであるので、原点や初心に改めて戻ることができました。忘れられてしまうけれど、思い出すきっかけが沢山あれば、忘れずにはいられるのかなと思ったり、私自身が覚えておく必要があるなと思ったり、そのために積極的にかかわるであったり、思い出すきっかけの種をまくようなことができたらよいなと思いました。

 

・木村さんのお話を通じて、いつの間にか災害に対して意識が薄まりつつあった自分に気付き、見つめ直す機会となりました。私と同じように被災してもなお、時間の経過とともに当時の思いや危機感を維持できていない方は多いと思います。そのような人たちに対して、木村さんのお話を踏まえた上で自分にできることは何か考え、行動に移して行きたいと思います。