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ボランティア

【参加者募集】GW開催・能登半島地震ボランティア

日程
2024年5月1日~3日
場所
石川県鳳珠郡能登町岩井戸地区

2024年1月1日に発災した「令和6年能登半島地震」では、能登半島の広範囲に甚大な被害が及んでいます。
被災地の復旧・復興は、被災した地域の力だけでは難しく、被災地域外からの災害ボランティアなどの
支援が必要になり、直後だけでなく、長期間にわたる支援が必要とされています。

中央大学ボランティアセンターでは、3月に石川県羽昨郡志賀町および石川県鹿島郡中能登町を訪問し、
合計34名の学生がボランティア活動を行いました。

5月のGWは、石川県鳳珠郡能登町岩井戸地区にてボランティア活動を行う予定です。
岩井戸地区は水道復旧が4月中旬予定であり、片づけがほとんど進んでいない状況です。
家や集落拠点の片づけ、農作業など、地区に滞在して住民の皆さんと一緒にボランティアを行います。

ぜひ若い力を能登に貸してほしいと思いますが、現地ではまだ余震が続いており、現地で求められる
支援ニーズは刻々と変化するため、活動も流動的になります。
また、現地の状況により精神的なストレスを受けることも予想されます。
上記の状況をご理解のうえ、申し込んでください。


◎日時:2024年5月1日(水)~3日(金)
◎場所:石川県鳳珠郡能登町岩井戸地区
◎宿泊:セミナーハウスやまびこ
◎募集人数:本学学部生15名以内 ※定員を上回る応募があった際は抽選となります
◎活動内容:被災された方の家の片付け、集落拠点の片づけ、農作業(ブルーベリーの定植)
      その他、刻々と変化する現地の状況にあわせ、安全な活動に限定して柔軟に対応予定
◎主催:中央大学ボランティアセンター
◎共催:日本財団ボランティアセンター
◎協力:株式会社ぶなの森

◎スケジュール(予定のため、変更する可能性あり):
 1日目 10:00金沢駅集合~バスで移動しながら昼食~12:30現地到着
     ~ボランティアワーク~振り返り
 2日目 ボランティアワーク
 3日目 ボランティアワーク~14:00現地出発~16:30頃金沢駅到着、解散

◎参加条件
・申し込みの前に説明会の動画を必ず視聴すること(5分程度)
 

◎参加条件
・申し込みの前に説明会の動画を必ず視聴すること(5分程度)
  録画のリンク: https://drive.google.com/file/d/1elJud4E8fLBi9KEafRRn7GwoIK4sxVFo/view?usp=sharing

・参加決定後は、オリエンテーションを必ず受講すること(災害ボランティアの心構え等を説明)
・親権者の同意を得た「承諾書」を提出すること(メール提出)
・活動後の事後レポートを提出すること
・ボランティア保険へ加入すること(天災プラン)

◎本番までのスケジュール
 4月15日(月)募集開始~4月22日(月)9:00〆切
 4月22日(月)参加可否をメールにて連絡
 4月23日(火)もしくは 4月26日(金)昼休み(12:40~13:10)オリエンテーション  
    ※対面(多摩キャンパス)とオンラインで開催。必ずどちらかに参加必須
 4月26日(金)承諾書提出〆切

◎服装・持ち物
・長袖長ズボン・着替え…防寒・ケガ防止
・踏み抜き防止インソール・長靴(安全靴)…足元のケガ防止
・レインウェア(上下セパレートのレインウェア)…泥だし、防寒
・マスク、防塵マスク…衛生面や砂塵の吸い込み防止
・ヘルメット…頭部を守る(現地でお借りする)
・ゴーグル…目を守る
・軍手・手袋
・ウェットティッシュ…水道があるとは限らない
・ショルダーバッグやウエストポーチがあると便利

◎キャンセルポリシー
・強い余震など不測の事態が起こった場合、プロジェクト自体のキャンセルもあり得ます。
 大学都合のキャンセルの場合、新幹線のキャンセル料は大学で補助しますが、自己都合のキャンセルの場合は
 個人負担でお願いします。

◎費用について
・自宅最寄り駅(北陸新幹線は東京⇔金沢間の停車駅)から金沢駅までの交通費、宿泊費、期間中の食費、ボランティア保険代(未加入者は必須)
※活動後の申請に基づき、交通費(補助対象区間は東京駅⇔金沢駅間)および宿泊費の半額を補助します。
ただし補助額の上限は20,000円です。
・金沢までの交通手段は問いません。
 新幹線利用の場合…7:20東京駅発~9:45金沢駅着 新幹線かがやき503号 14,780円、学割利用で13,284円
 夜行バス利用の場合…6,000~7,000円程度で東京~金沢便あり
・宿泊費は、1泊2食8,300円程度の予定です。

◎参加学生の声(一部抜粋)
・「能登が元気になったらまた来てほしい、本当の能登はもっと素敵なんだ」という言葉をよくお聞きしました。自分たちが長く生活してきたこの町を誇りに思っており、本当は観光として来てほしかったという思いが詰まった言葉だと思います。今回、ボランティアとして支援者/非支援者という関係性で出会うことになった私たちですが、支援する側という高尚な立場から降りて、「人」として接することを意識するようにしました。そういう現存在的(役割的、立場的)なかかわりではなく、「人」と「人」として向き合い、また出会いたいと強く思いました。
 

・テレビで見るより人の話を実際に聞く方がそのリアルを知れると思った。テレビでは確かに崩壊した家や未知の隆起を報道して、金沢に来てお金を落としてください!という宣伝だけがされている。実際に現地へ行けば高齢者ばかりで街を復興させたくてもどうしても難しい場面がある。そうだ自分たちは助け合って生きていかなければいけないんだと思った。一人暮らしのおじいさんの家にいって荷物を片付けた。お爺さんは最後は涙を浮かべていた。実際に自分は与えることしかできないと思っていた。でも涙を見た時自分の中でボランティアの概念が180度変わった気がした。自分はむしろ与えられている。その「何か」は人は助け合って生きていくということ。人生は何があるか分からずまだ自分の知らないことを目で見るべきだということ。たくさんの感情が込み上げてきた。
 

・実際に、家屋が倒壊している様を見るのはあまりにも心にくるものがあった。圧倒的にボランティアの人手が足りないと思った。おそらくボランティアセンターには数えきれない依頼が届いているのだろう。予定より早く活動が終わって時間が余った時も、残りの限られた時間の中でできる新たな活動がすぐ提示されたことがその根拠である。しかし、募金を通しての間接的支援でなく今回のように実際に現場に行って直接支援をすることで、被災者の方々から直接感謝されるというのは本当に力になれたことがわかって嬉しかった。
 

・全国各地からボランティアに参加している人がいることを知った。そしてその行動力に感動した。私は今までテレビで災害が起きるたびに「大変そうだ」と人ごとのように見ていた。しかし東日本大震災から 10 年以上経って復興するのにはいったいどれだけの日本人がボランティアをして力を合わせて頑張ったのだろうかと考えた。皆には皆の人生があってそれを災害という誰も責めることができないものによって壊された。私にできることは地域に行って少しでもその場所にいる人を助けること。そしてこのような事実を踏まえて次の災害に備えること。これだと思った。

◎申し込みはこちら
https://forms.gle/2q37rJVYfi7NRQDi7

日程
2024年5月1日~3日
場所
石川県鳳珠郡能登町岩井戸地区