【実施報告】交通事故防止キャンペーン（秋季）を実施しました

交通事故防止キャンペーンとして、自転車及びオートバイで通学する学生を対象に、下記のとおり車両の無料点検を実施しました。

 

【オートバイ点検】　

日時：9月29日（木）・30日（金）11時30分～16時30分

場所：第3駐車場（第1体育館付近）

点検台数：25台（2022年度春季比 +6台　※2021年度秋季は中止）

点検結果（概要）：

・点検台数は少なかったが大半の車両に不具合箇所が見られ、点検台数25件に対し不具合指摘件数の合計は27件であった。また、ほぼすべての車両がオイル交換を怠っている状況であった。

・不具合の指摘項目は、前回同様にタイヤ不備（交換時期である）が一番多く、次にチェーン調整となった。不具合個所は、その全てが走行に支障が出る箇所であり、定期点検の重要性を指導した。

・50CC原付バイクは、免許取得が容易で維持費が安価であるため利用しやすい反面、車検不要であるため、購入時から一度も点検を受けていない車両が多かった。

 

【自転車点検】

日時：10月4日（火）・5日（水）11時30分～16時30分

場所：正門下自転車駐輪場　

点検台数：98台（2021年度秋季比 +4台）

点検結果（概要）：

・点検台数98件に対し、不具合指摘件数の合計は335件となり、1台当たりの平均不具合件数は3.4件である。2021年度秋季の不具合件数（平均5件）より改善されたものの、依然として安全面の懸念が残る結果となった。

・不具合の指摘項目は、前回と同様に消耗品であるタイヤ関連を筆頭に、次いでチェーン・変速機関連、ブレーキ関連となった。部品交換を伴わず調整で修理できる不備については、点検会場で調整作業を実施して不具合を解消した（ブレーキレバーの引きしろの調整、ライトの角度調整、タイヤ空気圧補充など）。

・近隣に自転車店が無い、毎日使用している等の理由で、不具合が発生してからの後手整備になりがちであり、今回の点検を通じて不具合が発生する前の予防整備（点検）の重要性について説明した。

 

来年度も無料点検を実施予定です。不具合を自覚する前の点検が重要です。定期的に無料点検を受けるように心掛けましょう。