卓球部

卓球部・関東学生卓球秋季リーグ戦対筑波大

2017年09月09日

9月7日 港区スポーツセンター

「三強」撃破へ勝負の秋開幕! 白星スタートで好発進!

 

 「春は3位、秋は優勝」という目標を掲げていた中大。春季リーグ戦を3位で終え、最低限をクリア。そして、迎えた秋。春4位と苦しんだものの全日学(団体インカレ)で優勝の明大。春季リーグ全勝優勝の専大。上村、緒方を軸に安定した力のある早大。この三校が優勝争いの中心になる。目標の優勝に向けてはこの三校を破らなければならない。逆に言えばこの三校と当たる後半戦までは負けることはできない。その中で迎えた開幕戦。相手は全日学で敗れた筑波大。先頭の伊丹雄飛(法1)が苦しみながらも1勝をもぎとると、ダブルスを落とすもシングルスで残り3勝し、4-1で開幕戦を白星で飾った。

 

▲競った場面で得点しガッツポーズの伊丹

 

 秋のトップバッターは伊丹。相手の片岡とは全日学で対戦しフルゲームで競り勝った。この日も互いに譲らず2-2と最終ゲームまでもつれる。それでも経験豊富な1年生は崩れることなく11-7で試合を締めた。  続く2番手は定松祐輔主将(文4)。第1ゲームは苦しみ14-12。その後は、力を見せつけ3-0のストレート勝ち。定松主将はこれで特別賞へ残り5勝となった。

 2連勝で迎えた3戦目。春の再戦となった青森山田高の先輩後輩対決。一ノ瀬拓巳(法2)対坪井。春は2-3と負けた相手。「春負けていたので、二度目は負けられない」と臨んだ一戦。序盤から一進一退の攻防。激しい打ち合いとなり各ゲーム接戦に。だが、一ノ瀬のサーブが効果的に決まり大事なところでポイントを取り、徐々に相手のミスも増えていった。エースを倒すのが、団体戦の鍵。一ノ瀬は絶対的エース坪井を3-1でチームにとっても勢いのでる勝利をいい戦い方で勝ち取った。

 

▲勝利しベンチの仲間とハイタッチする一ノ瀬  

 

 いい流れで宮本幸典(文4)・定松主将組の登場。「ダブルスがうまくかみあっていない」(宮本)というように、今年に入ってからなかなかすんなりと勝ちを収めれない。この日も1-3で敗戦。ダブルスの1勝は大きい。昨年から軸となっている定松主将・宮本組も最後のシーズン。「三強」撃破に向けてもダブルスの復活は不可欠である。

 勝利まであと1勝と王手が懸かってのシングルス。続く宮本は2-0で10-8とマッチポイントを握るも取り切れず、2-2のイーブンまで巻き返しをくらう。最後は何とか勝利したが、「3-0で勝たないといけなかった」と試合後振り返った。

    

▲関東学生シングルス準優勝の三浦に勝利した宮本

 

 この秋に向け、「各自が合宿などで自分自身の弱点を補ってきた」(定松主将)。特にこの日はチームとしても課題としているサーブで各選手、効果的に得点を重ねてた。「(明大、専大、早大)この三校に勝ってこそ優勝出来る。今の戦力ならいけると思う」(定松主将)。

 明日は日大、埼玉工大。との2試合がある。日大には春敗れている。一ノ瀬は「春自分が負けてチームも負けた。勝ってチームの勝ちに貢献したい」と明日へ向けて意気込んだ。  負けられないプレッシャーとの戦いにもなるが、落とせない前半戦。優勝という目標へ。いい流れで、勝負の後半戦につなげたい。

 

◆試合結果

○中大4-1筑波大●

▼詳細結果

○伊丹3-2片岡●

○定松3-0村田●

○一ノ瀬3-1坪井●

●定松・宮本組1-3坪井・三浦組○

○宮本3-2三浦●

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部