卓球部・秋季関東学生卓球リーグ戦対明大

９月12日　駒沢体育館

丹羽擁するスター軍団明大に完敗

　前半戦を２勝２敗でおえた中大。後半戦に入り、いよいよ上位校との対戦となった。この日は一日に２試合のダブルヘッダー。まず最初の相手は、明大。ここ３年でリーグ戦６度の優勝の力を見せつけられた。

　１番手を任されたのは岩城友聖（文１）。対する明大は、リオ五輪団体銀メダリスト、丹羽の登場。成長著しい岩城は１セット目から、丹羽相手にも思い切ったプレーを見せる。８－10とセットポイントを握られてからも、強打で追いつき、最後は３連続ポイントで14－12と、最初のセットを奪う。しかし、相手は世界を知る男。その後は追い詰めながらも振り切られ、１－３で敗れた。試合後、「１セット目勝負と言われていた。２セット目もリードしていたが慌ててしまった」と振り返った。

▲１番手の岩城

　２番手は今季苦しんでいる宮本幸典（文３）。中々調子が上がらず、ストレートで落とす。続く３番手は、未だ今季負けなし絶好調の一ノ瀬拓巳（法１）。相手の酒井はサーブまでのテンポが速く、プレーにクセのある選手。「自分の間で、相手に合わせないようにゆっくり構えた」と１年生ながらも試合中での落ち着きが今季の成績にも表れているのだろう。試合はハイテンポで進み、１セットを失うも３－１で押し切った。明大にとっては、今季初めてセットを落とすこととなった。それだけに、価値ある大きな１勝となった。

▲今日も好調、一ノ瀬

　１－２で迎えたダブルス。宮本・定松祐輔（文３）組は未だ本来の姿が見られない。第２セット、４連続ポイントでセットポイントを握り、勢い付いたかに見えたが逆に３連続でポイントを失いセットを落とすとそのままストレートで落とした。５番手の定松は、明大の町に食い下がるもストレートで敗れ、結果４－１で明大に敗れた。

　２勝３敗となり、午後に行われる専大との試合に負けると他大の結果次第では入替戦に回る可能性もあるだけに、何とかして勝利をつかみ取りたい。

◆試合結果

●中大１－４明大○

▼詳細結果

●岩城１－３丹羽○

●宮本０－３森薗○

○一ノ瀬３－１酒井●

●定松・宮本組０－３森薗・渡辺組○

●定松０－３町○

写真・記事：「中大スポーツ」新聞部