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【放送予定日時変更】NHKラジオ第1「戦争と歌」にて 惜別の歌 が紹介される予定です

2017年08月04日

 8月22日(火)20時5分~20時55分放送予定、NHKラジオ第1「戦争と歌」にて、惜別の歌が取り上げられる予定です。また、この放送は8月23日(水)~30日(水)までの一週間、「NHKラジオ らじる★らじる」でも配信されます。

 

 「惜別の歌」は、昭和19年、本学予科生であった藤江英輔氏が軍需工場での勤労動員中、召集令状により戦地に赴く学友へ惜別の情を込め、島崎藤村の詩「高楼」に曲をつけたものです。藤江氏は制作にあたり、「高楼」の8連の詩から1、2、5、7連を抜き、1番の「わがあねよ」を「わがともよ」と換えています。

 

 戦争末期「生きて帰ってこい」と言えない世情の中、秘かに友の無事を願う哀惜のメロディは、工場で口づてに広まり、送別の度に歌われました。戦後、島崎藤村のご遺族からご諒承を得た上で、本学グリークラブ(中央大学文化連盟音楽研究会男声合唱部)の歌声でレコーディング(3番まで収録)されました。その後、歌手の小林旭氏が歌い人気を博し、惜別の歌は中央大学から社会へ羽ばたき全国に広まりました。現在も卒業式等で歌い継がれる、本学にとって大切な学生歌です。

 

 

【訂正】 8月7日(月)21時5分~21時55分放送予定とご案内しておりましたが、台風による影響で、放送日が延期となりました。お詫びして訂正いたします。(2017/08/07 19:00 )