FD(ファカルティ・ディベロップメント)活動

英語による授業実施スキル向上のためのFD研修会(春季講座)を実施しました

2024年04月01日

2024年2月27日、3月5日、3月6日の合計3日間、英語による授業実施スキル向上のためのFD研修会(春季講座)を3講座実施し、延べ30名の教員が受講しました。

 この研修会は、本学のグローバル化推進にあたって、FD活動の一環として実施しているものです。今季もzoomを利用したオンライン講座として実施しました。

 2024年度の授業開講に向けて、授業の規模に合わせて、学生の意欲を引き出しながら効果的に授業を進行するためのスキルやフレーズを学ぶための講座や、論文投稿や学会発表のためのアカデミック・ライティング講座などを複数開講いたしました。

 研修開始から10年以上が経過しておりますが、今回も受講希望者多数のためキャンセル待ちが出る人気講座となっております。春夏と定期的に実施しておりますので、また次回以降のご参加をお待ちしております。

 

●実施講座

【Aコース】

「【初級】Building Community in Large Classes 学生全員を巻き込んで活発な授業を展開する!サイズの大きいクラスでも」(株式会社アゴス・ジャパン提供)

 

【Bコース】

「Inspiring Lectures in English 学習意欲を高める英語による講義のための講座<中級・上級編>」(Berlitz Corporation提供)

 

【Cコース】

「大学教員のための英文アカデミック・ライティング研修(中級編)」(株式会社アルクエデュケーション提供)

 

 

<受講者の感想>

●具体的なアクティビティを紹介していただき、グループワークが有効に機能するための方法を紹介していただいて、しかも、体験させていただき、授業に応用する準備ができました。

 

大学の授業ですぐに活用できる授業実践スキルが幅広く学べるので、ぜひまた受講したいです。先生の授業の回数を増やしてほしいと切に願います。この研修会のおかげで、大学教育の質も上がるのではないかと感じています。伝統的な講義形式の授業ではなく、生徒主体の授業をどのように展開させたらよいのか、先生が身をもって体験させてくれるので、自分の授業でも取り入れようといつも思っています。

 

●日本語の単語の意味範囲と英語の単語の意味範囲が異なることを明示しながら、また、その使用についてもご教示くださり、とても有益でした。単語が持つ意味をイメージ・単語のコアな意味とともにご説明されていたので、非常に理解しやすかったです。また、論文で使用する時制、ハイフン、カバーレターの書式なども重宝します。

 

●授業に必要な知識や技術を学び、即、実践すること、また、すべての受講生が積極的に参加すること、講師の先生が常にポジティブにフィードバックを下さること。すべて、とてもinspiring で、 encouraging だと思います。ぜひ、今後も受講したいと思います。