中大初、学生発！学生・教職員の合同防災研修

―防災カードゲームを通して災害時の想定訓練を実施―

　2016年12月16日（金）15:30～17:00、中央大学多摩キャンパスにて学生・教職員の合同防災研修を行います。中央大学の学生ボランティア団体「チーム防災」が作成した「クロスロード～中央大学版」を通して、学生と教職員合同で災害時の想定訓練を行うもので、中央大学初の試みです。

　災害が起きると大学は多くの学生と教職員であふれ返り、さらに地域からの避難者が殺到し、行政からの要請に追われ、大混乱に陥ります。東日本大震災や熊本地震でも、近隣からの避難者が殺到、学生と教職員が24時間避難所運営にあたった事例がいくつもありました。

　これからは災害時に備えて学生と教職員が同じ意識を持って防災訓練に取り組むことが必要であるという意識のもと、学生の発案で今回の合同防災研修が行われることになりました。

日時：2016年12月16日（金）15:30～17:00（開場：15:20～）
会場：中央大学 多摩キャンパス11号館2階 11230教室
内容：防災カードゲーム「クロスロード～中央大学版」を体験
対象：中央大学学生、教職員

　「チーム防災」は、昨年度、東京都日野市の町会・自治会や小中高校など13か所の防災訓練をサポートしてきました。この活動により、2016年3月、社会福祉法人日野市社会福祉協議会主催「第31回福祉のつどい」にて、東日本大震災のボランティア活動で得た経験を生かし、日野地域の防災・減災活動に多大な貢献をしたと表彰されました。
　今年度も、日野市の町会・自治会や小中高校などとともに活動を実施。地域の一員として地域に出向き、互いに顔の見える関係を築きながら、地域の防災力向上に取り組んでいます。