広報・広聴活動

学生が制作する地域再発見番組「多摩探検隊」8月のテーマのお知らせ

2015年08月04日

今月のテーマは「青い目の人形」と戦争 ―Friendship doll & War―

戦争という危機を乗り越えた「青い目の人形」に隠された物語と

それを通じ私たちに訴えかけるものに迫る

 

中央大学FLPジャーナリズムプログラム・松野良一ゼミの学生が、東京・多摩地域のケーブルテレビ6局、J:COM系列11局、九州地域2局の計19局で放送されている「多摩探検隊」を制作しています。今月のテーマは「青い目の人形」と戦争です。

 

青い目の人形とは

「青い目の人形」とは、1927年にアメリカから日本に贈られた西洋人形のことです。日本の幼稚園や小学校に贈られた12,739体もの「青い目の人形」は、戦前、日米の友好の証とされてきました。しかし、太平洋戦争中は敵国の人形として扱われるようになり、人形の多くが破壊されました。戦禍を逃れた人形は、全国で300体にも満たないと言われています。多摩地域では、檜原村立檜原小学校のパティと八王子市立第八小学校のメアリーが確認されています。今回の多摩探検隊では、戦争という危機を乗り越えた「青い目の人形」に隠された物語、そしてそれを通じ私たちに訴えかけるものに迫りました。

多摩探検隊とは

中央大学の学生がケーブルテレビ19局(視聴可能世帯数、約260万)向けに制作する10分間の地域再発見番組です。2004年5月から放送を開始し、2014年5月で10周年を迎えました。企画、取材、撮影、編集、パッケージ化の全てを中央大学FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミの学生が行っています。ポリシーは、東京キー局が扱わない多摩地域に埋もれている話題、人物、物語を掘り起こし、それにまつわる感動を伝えていこうというものです。

 

<本件に関するお問い合わせ>

中央大学総合政策学部 松野良一研究室

  TEL:090-2229-3741    MAIL:matsuno@fps.chuo-u.ac.jp