ドイツ語文学文化専攻

ドイツ語文学文化専攻 縄田雄二教授が編集した論集が岩波書店から刊行されました

2022年04月22日

『モノと媒体(メディア)の人文学 現代ドイツの文化学』と題したこの論集は、「最近三〇年余りにわたり、ドイツ語圏の人文科学に多くの変革をもたらした文化学(Kulturwissenschaft)の概要をご覧に入れるべく編んだもの」であり、「文学、哲学、美術史、音楽学、演劇学、科学史、これら人文学の諸領域を、モノ、メディア、文化技術、デザイン、パフォーマンスといった概念が横断し、結びつけ、人文学を活性化した」さまを示したものです(縄田による「序」より)。
https://www.iwanami.co.jp/book/b603074.html

ドイツ語論文の翻訳・解説を主体とした論集ですが、翻訳・解説の一部は本学の専任・兼任教員が担当。本学の大学院の授業から生まれた翻訳も複数あります。

ドイツの現代思想の重要な一角を紹介した一冊、ご注目ください。現代日本の人文学を活性化するためのヒントも多く含みます。