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中国言語文化専攻
特色・指導方針

狭い意味の「語学」「文学」ではなく、言語を取り巻く文化事象全般を研究教育の対象とします。 専門分野を問わず、基礎となる現代中国語の運用能力を重視します。
活字媒体のみならず、電子データも扱える調査能力、資料読解力、分析力を身につけます。

中国言語文化専攻では、以下の3分野6領域を研究の基本分野(柱)として、教育指導を行います。

中国語学 (中国語音韻学、中国語文法学)

文字学の領域では、紀元前1300年ごろに誕生した中国の文字とその変遷を中心に、教育研究を進めます。また中国の文字文化がその周辺の諸国、いわゆる漢字文化圏にどのような影響をもたらしたかについての考察も、重点的な教育研究の課題となります。
音韻学の領域では、漢字音の変遷と特色について総合的な教育研究を展開します。
文法学の領域では、主として現代中国語文法の諸問題を扱います。中国語がどのような言語として特徴づけられるのかを解明することが、教育研究の目標となります。

中国文学 (中国古典文学、中国近現代文学)

中国文学の分野では、単なる作家・作品研究にとどまらない、新たな文学研究の構築を目指します。 古典文学に関する知識は、現代中国を理解する上でも欠かせません。この領域では、紀元前から中華民国初期までの文学テキストを材料にして、中国文学の本質、時代と文学の関係、文人たちの価値観などを探ります。
近現代文学は、言うまでもなく同時代を生きる中国の人々の日常を反映するものです。1920年代?1960年代までの革命文学、抗戦期文学、人民文学は、いずれもその時代と密接に結びついていました。そして、文化大革命以降のいわゆる新時期文学は、まさに変貌する最近の中国社会を理解するための格好のテキストと言うことができます。これらの文学作品に込められたメッセージを解読することで、社会背景と密接に関連するその変遷の実相を考察します。

中国文化学 (中国思想文化学、中国比較文化学)

文化学の分野には、映画、演劇、美術、音楽などの文化芸術、そして中国人の思想様式、風俗・習慣、食文化、服飾などの文化事象が広く含まれます。
思想文化学の領域では、特に伝統中国から近代中国への移り変わりの中で知識人が果たした役割、中国における近代思想形成の問題などが重要な教育研究のテーマになります。
比較文化学の領域では、文化芸術・文化事象の両面における、西洋や日本からの影響を比較検討することが主な課題となります。この検討作業は思想文化学とも密接に関連し、中国近現代文化の本質や特色を解明するための重要なステップとなります。