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文学部
三つの方針

  • 学位授与の方針
    (ディプロマ・ポリシー)
  • 教育課程編成・実施の方針
    (カリキュラム・ポリシー)
  • 入学者受け入れの方針
    (アドミッション・ポリシー)

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

文学部において養成する人材像

 文学部は、「文」すなわち広い意味での文化、人間の様々な営みに関わる多様な学問を学ぶ場です。文学部は、多様性や共生、お互いを尊重し合うことが求められる現代社会において、専門的知識と幅広い教養を持ち、社会、言語、文化についての素養、つまり「人を読み解く力」を備えた人材を育成することを目標としています。人材は人才ともいい、「材」には「材料」のほかに「才能」という意味があります。ここでいう人材は、才能を持った人、才知に富んだ人を意味しています。この学部全体の目標のもと、各専攻において以下のような専門的知識・能力を養成し、多様な社会に柔軟に対応しうる人材の養成を目指しています。

 国文学専攻では、現代まで日本語によって創り上げられてきた文献、芸術、文化の豊かな世界を学びます。そして人間および言語情報を分析する力を養い、それを生かして現代、未来を捉える能力を持つ人材養成を目標としています。

 英語文学文化専攻では、英語学および英米の文学や文化の専門教育を通して、ことば・文学・文化に関する深い知識を持つ人材養成を目標としています。

 ドイツ語文学文化専攻では、ドイツ語圏の言語、文学、文化、歴史、社会に関する広範かつ専門的な知識・方法と実践的な経験知を修得することによって、グローバルな社会の多様性を理解し、国際交流に貢献する人材を養成することを目標としています。

 フランス語文学文化専攻では、フランス語能力を獲得し、それを基礎としてフランスの文学と文化について(語学文学文化コース)、またフランスを中心とする西洋美術史と文化としての美術館のあり方について(美術史美術館コース)、確実な知識と思考力を持つ人材養成を目標としています。

 中国言語文化専攻では、中国の諸事情を正しく理解するために、高度な中国語運用能力を養うことにより、現地の情報を自分の目と耳で確かめることができる能力を有する人材を養成します。また、中国に持続的な関心を払い、人々の暮らし・考え方の背景となる歴史や文化について正確な知識を持つ人材の養成を目標としています。

 日本史学専攻では、日本に関わる過去のいろいろな出来事を、史料(資料)を通じて明らかにし、それらの因果関係を探り、その意味を解明することによって、現代の問題を考え未来への豊かな洞察力を持つ人材養成を目標としています。

 東洋史学専攻では、アジア・アフリカに暮らす人々が築き上げてきた歴史を確かな史料に基づいて実証的に把握することを通じて、アジア・アフリカの人間と社会を深く理解し、現代世界の抱える様々な問題について主体的に考えることのできる人材養成を目標としています。

 西洋史学専攻では、異文化に対する豊かな感性を養うこと、また、自らが「西洋」を、そして世界をどのように見るかを考え、主体的に問題を設定して必要な情報を蒐集し、分析し、自分独自の見解を作り上げる能力を持つ人材養成を目標としています。

 哲学専攻では、古今東西の思想・哲学を広く身に付けることを通じて、ものごとを根本的に考える習慣や、人生の諸問題に直面した時にすぐれた解決法を探りだす力を養い、自我の確立した人格をもつ人材の養成を目指します。その際、歴史的に形成された既成の考え方ではなく、時代を超えた普遍的で根源的なものの考え方や思考様式を身に付けるよう努め、さらに、さまざまな分野の最先端の動向にも常に目を配るような人材であることが望ましいです。言語、時間、存在といったわれわれの世界の枠組をなすような概念に関心をいだき、いかなる時でも徹底して論理的思考を貫くような人材養成を目標としています。

 社会学専攻は、現代社会を〈Global〉グローバルに思考しつつも、〈Clinical〉微細に臨床的に観察し、〈Visionary〉未来を見通す知を養い、他者とともに、この先の社会を構想し、築いていく実践者が成長していく場です。国内外で実際に社会調査する実力を養成し、社会を理論的に考察する社会構想者を送り出すことを目標としています。

 社会情報学専攻には、「情報コミュニケーションコース」と「図書館情報学コース」の2つのコースが設けられています。「情報コミュニケーションコース」では、メディア・コミュニケーションの理論と実態とを学び、社会に関する情報を能動的・科学的に分析する方法を体得することによって、高度情報社会に対応できる人材を養成することを目標としています。「図書館情報学コース」では、社会情報学の理論や情報処理の技術、また情報メディアの知識を基礎として、情報管理技術の全体像を立体的に理解し、それを現実の問題に応用できる能力の養成を目標としています。

 教育学専攻では、学校教育の問題だけではなく、子どもからおとな、高齢者に至るまでの人間の生涯全体にわたる教育や学習文化活動のあり方を学び、教育についての幅広い見方や考え方を持つ人材養成を目標としています。

 心理学専攻では、知覚、学習、認知、発達、教育、臨床、犯罪などの各分野において、人間心理理解のための理論を学び実証する高い能力を持つ人材の養成を目標としています。

文学部を卒業するにあたって備えるべき資質・能力

 文学部の卒業認定・学位授与にあたっては、以下のような資質・能力が要求されます。

  1. 各専攻の学問分野における専門的な知識を獲得できていること。
  2. 多種多様な科目から得られた幅広い教養を身に付けていること。
  3. 専門的学識と幅広い教養を併せ持つことによる複眼的思考多様性への理解ができること。
  4. 自分の考えを他者に伝え、相互理解を可能とするコミュニケーション能力を身に付けていること。
  5. 主体的に自ら学び続ける力を持っていること。

文学部の卒業に必要な学習量と卒業要件

大学では「単位制」が採用され、各授業科目の単位数は、大学設置基準により、1単位の履修時間を教室内(授業時間)および教室外(自習時間)を合わせて45時間としています(大学の授業時間1時限(90分)は、2時間の授業として計算)。

文学部では、この考え方をもとに、学生が4年間を通じて、上記に掲げる「文学部を卒業するにあたって備えるべき資質・能力」を備えるために必要な最低単位数を126単位としています。この126単位のうち、専門的な知識に該当する「専攻科目群」は全体の5割強にあたる68単位、幅広い教養に該当する「総合教育科目」は28単位、学生の多様な学びを促進する「自由選択科目」は30単位を必修とし、卒業するにあたって備えるべき各資質・能力の修得に必要な科目がバランスよく履修できる構成となっています。交換留学または認定留学により海外の大学等で取得した単位は、60単位まで換算することができます。

さらに、卒業にあたっては、専門教育学修の集大成として、各専攻所定の卒業論文、またはそれに相当する課題を提出することを必須としています。

活躍することが期待される卒業後の進路

 文学部卒業生は、文学部で培われた専門的知識と幅広い教養=「人を読み解く力」を備えることで、自発的かつ柔軟に社会に参画できる人材として、社会の中の多様な分野へ進出することが期待されます。各専攻において、活躍が期待される具体的な卒業後の進路は、以下のとおりです。

国文学専攻

  • 学校教員、学芸員
  • 研究者、著述業、クリエーター、評論家
  • 公務員
  • システムエンジニア

英語文学文化専攻

  • 広く英語力が要求される企業や国内外の団体(各国大使館や国連関係の諸団体、航空業界、金融保険業界、製造サービス業界などの諸企業など)
  • 学校教員
  • 翻訳家
  • 大学院進学

ドイツ語文学文化専攻

  • 東京ドイツ文化センター、在日ドイツ商工会議所など、在日ドイツ企業・在日ドイツ団体
  • 学校教員、通訳案内業、翻訳会社など、ドイツ語の力を生かして働く仕事
  • 入国管理局など、国際性を生かせる公務員職
  • 日本赤十字社など、国際展開をしている団体
  • 在独日本企業など、国際展開をしている企業
  • 商社など、国際商取引にかかわる仕事
  • 旅行会社、航空会社など、海外旅行にかかわる仕事
  • 大学の留学センターなど、企業・団体内の国際部門
  • 大学院進学

フランス語文学文化専攻

<語学文学文化コース>

  • フランス語を生かして、翻訳、通訳、語学学校、商社、航空会社など
  • フランス文学から学んだことを生かして、編集、出版、メディア、書店など
  • フランス文化の知識を生かして、旅行、映画、国際交流、食品、アパレルなど
  • 大学院進学

<美術史美術館コース>

  • 西洋美術史の知識を生かして、美術館学芸員、美術学校、美術ギャラリー、出版、印刷、広告、旅行など
  • 美術館の知識を生かして、文化財団、建築、都市開発、イベント企画、損害保険(美術品部門)、運輸(美術品部門)など
  • 大学院進学

中国言語文化専攻

  • 学校教員、通訳案内業、翻訳会社など、中国語の力を生かして働く仕事
  • 入国管理局、税関など、国際性を生かせる公務員職
  • 在中日本企業、または在日中国企業など、国際展開をしている企業
  • 商社など、国際商取引にかかわる仕事
  • 旅行会社、航空会社など、海外旅行にかかわる仕事
  • 新聞社、放送局などの中国担当記者
  • 中国関連書籍・雑誌の編集者
  • 日中両国の文化交流や市民活動などを支援する団体、NPOなどの職員
  • 大学の留学センターなど、企業・団体内の国際部門
  • 大学院進学

日本史学専攻

  • 学校教員、博物館学芸員、奈良文化財研究所・国文学研究所など人文系研究所研究員・文化庁・都道府県や市町村の教育委員会など文化財保護行政職員・市史編さん調査員などの公務員、図書館の司書、考古では各地の埋蔵文化財センター調査員、民間の文化財調査会社・発掘支援会社の調査員
  • 日本史や文化財の知識を直接生かせる出版社、記者など新聞社・テレビなどのメディア関係、博物館展示関連の業者、文化財保存業務の会社
  • その他、日本史学の学習で得た知識や能力を生かして活躍できる旅行関連業界・観光業界やサービス業、日本の地誌を踏まえた知識が生かせる鉄道などの運送業や不動産業、書店などの小売業、広告業、幅広い知識が求められる商社や銀行など企業の営業職・総合職ほか様々な職種
  • 大学院進学

東洋史学専攻

  • 学校教員
  • 地方公務員
  • 商社
  • 旅行会社など海外旅行に関わる仕事
  • IT情報関係
  • 出版社
  • アジア・アフリカ諸地域で事業を展開する企業(メーカーなど)
  • 大学院進学

西洋史学専攻

  • 学校教員、学芸員、公務員、旅行会社、航空会社、商社、新聞社、出版社・書店(雑誌編集や洋書取次など)

哲学専攻

  • 研究者(大学院進学後)、学校教員
  • 国際的に活躍するさまざまな職業(国際協力機関、商社、外交官、外務省勤務など)
  • 病院、福祉関係(介護職、介護施設勤務など)
  • 芸術家、創造的な活動に従事する諸々の職業(画家、音楽家、陶芸家、美術・音楽評論家など)
  • 出版社勤務、編集者
  • 図書館勤務、書店勤務
  • 英語、ドイツ語、フランス語、中国語などを使用する職業(翻訳家、通訳者など)

社会学専攻

  • 研究や教育に関わる仕事(研究者、学校教員など)
  • 社会調査に関わる仕事(公務員、マーケティング関連企業など)
  • 公共・共生に関わる仕事(NPO・NGO等の非営利組織、家裁調査官、環境保護団体など)
  • 地域・コミュニティに関わる仕事(金融、建築、不動産、コミュニティ企業など)
  • 少子高齢化に関わる仕事(行政、保険、医療、介護、福祉など)
  • 高度情報化に関わる仕事(新聞社、放送局、出版社、IT関連企業など)
  • グローバリゼーションに関わる仕事(国連、国際協力機関、外交官、外務省、商社など)

社会情報学専攻

  • 出版、放送、広告・インターネット関連企業など、メディア・コミュニケーションの理論を活かせる仕事
  • 情報・サービス、通信、金融など、情報処理および情報管理の技術を活かせる仕事
  • 行政(公務員)、企業のマーケティング部門など、社会調査の企画・実施能力を活かせる仕事
  • 地方公共団体、国、大学、学校、企業・団体等の図書館、情報センター、情報関連部門など、情報システムに関する技術を活かせる仕事
  • 大学院進学

教育学専攻

  • 学校教員
  • 教育に関わる公務員
  • 公民館や市民センターなどの職員
  • 民間の教育産業企業での仕事
  • 民間のNPOなど教育や子どもの支援を行っている団体の職員
  • 大学職員
  • 大学院進学
  • 一般企業

心理学専攻

  • 法務技官・保護観察官など心理職国家公務員
  • 一般職公務員
  • 学校教員
  • 福祉領域の企業および非営利団体
  • 人材育成・人材派遣に関わる企業
  • 障害児教育や障害者雇用に関わる企業
  • 広告・出版会社
  • 保険・金融業
  • 大学院進学

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

文学部において展開するカリキュラムの基本方針・構成

 文学部のカリキュラムは、ディプロマ・ポリシーに掲げる「専門的知識」と「幅広い教養」を持ち、「人を読み解く力」を備えた人材の育成を実現するため、「専門教育における知的訓練」と、「広汎な分野から得られる幅広い教養」を二本柱としており、各専攻の教育目標に即した科目を配置する「専攻科目群」、幅広い教養と自ら学ぶ力を養う「総合教育科目群」、学生の多用な学びを促進する「自由選択科目群」を設置しています。

カリキュラムの体系性

 各専攻における学問分野の知識を修得するための科目は、専攻毎に体系化された「専攻科目群」として配置しています。「専攻科目群」においては、各専攻の学問分野の概論、基本的な知識・技法などを学ぶ科目を1・2年次に学修した後、より専門性が高く、個々の問題関心に応じた科目を3・4年次に学ぶこととなります。
「総合教育科目群」は、幅広い視野と複眼的な発想をもつことを目的とする科目であり、「初年次教育科目」「外国語科目」「健康・スポーツ科目」「アカデミック外国語・スキルアップ外国語科目」「入門科目」「共通科目」「特別教養科目」の7つの科目群で構成されています(2017年度カリキュラム以降)。
また、これらに加えて、「自由選択科目群」を設定し、学部間共通科目、自由選択科目(他学部・大学院履修科目等)の履修を認めています。自由選択科目には、所属専攻の専攻科目や総合教育科目の単位を充てることもでき、学生自身が各自の志向に合わせて主体的にカリキュラムを組むことを可能にしています。

カリキュラムの特徴

①「少人数教育」
文学部では、演習科目はもちろん、通常の講義科目においても、少人数の授業が数多く設置されています。演習科目は初年次から設置されており、1年次生は、専門分野を学ぶために必要な知識・姿勢を身に付けるための「基礎演習」を、専攻のクラス単位で履修します。また、専任教員によるクラス担任制をとっており、学業や大学生活について、担任からのアドバイスが受けられる体制を整えています。2年次以降のカリキュラムでは、各専攻の特徴を活かした少人数構成の講義・演習・実習等が用意されており、学生一人ひとりが教員との双方向コミュニケーションをはかりながら、主体的に研究テーマに取り組むことができます。

②「ゴシック科目」
文学部では、学生が広汎な分野から知見を得る機会を提供することを目的として、約600科目ある13専攻の「専攻科目」のうち、その約半数にあたる300科目を、他専攻の学生も履修可能な科目=「ゴシック科目」として開放しています。「ゴシック科目」の履修により修得した単位は、「総合教育科目群」の必要単位数に含めることが可能です。

③「副専攻」制度
「副専攻」制度は、所属専攻の専門科目を履修しながら、別の専攻の分野を系統的に学ぶことにより、複数の専門知識と豊かな価値観、広い視野と複眼的視点を養成することを目的とした制度です。本制度は、1学科に13専攻を設置している文学部の組織構成の特色を活かし、学生個々の興味とニーズを満足させるとともに、幅広い教養教育を身に付けるという人材育成目標達成の一助としても位置付けられています。現在開設されている副専攻は、「国文学副専攻」、「英語文学文化副専攻」、「ドイツ語文学文化副専攻」、「フランス語文学文化副専攻」、「日本社会・文化史副専攻」、「哲学副専攻」、「社会学副専攻」です。

④「モデル履修」制度
「モデル履修」制度は、専攻科目群のゴシック科目と総合教育科目を組み合わせ、特定のテーマを持った「モデル履修科目群」として位置づけたものであり、専攻の学問を越えた分野についても、系統的な履修を促すことを目的としています。現在設定されているモデル履修科目群は、「コミュニケーションにみることばと文化」、「日本語と背景」、「現代社会へのアプローチ」、「国際化社会」、「認知科学:言語・心理・情報・哲学」、「学芸員教養」、「アドバンスト・イングリッシュ・プログラム」、「健康・身体運動文化」です。

入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)

文学部の求める人材

文学部が人材育成の目標としている「人を読み解く力」を備えるためのアプローチは、けっして単一ではありません。文学部では、人文科学系(言語、文学、芸術、歴史、哲学)・社会科学系(社会、情報、教育、心理)を含む多様な学問研究を通じて、現象の本質を洞察し概念化する想像力・創造力を養い、社会、言語、文化についての素養を身に付けることを目指しています。
そこで、文学部が入学を期待するのは以下のような学生です。

  • 人間や社会に関するテーマを深く探究したい人
  • 日本や外国の言語と文学、歴史、文化、社会に広く関心を寄せる人
  • 人間の思考や行動、人間関係や社会構造に積極的な興味を抱く人
  • 鋭い感性と幅広い教養を身に付けたいと思う人
  • 論理的な思考力、柔軟な発想力、的確な表現力を養いたいと思う人
  • 高等学校段階までの学習において、社会に関する基礎的な教養、言語、文化を学ぶ基礎としての国語と外国語の能力、論理的な思考力と読解力を身に付けている人

入学前に修得しておくことが望まれる学修内容・学力水準等

1.教科・科目毎に求める能力

「国語」:母語に対する知識と関心を持ち、日本および世界の文学史における基本的な文学作品を読破していること。特に現代文については、新聞の社説あるいは新書・概説書程度の論説文を読みこなせる読解力と、同程度の論理的な内容の文章を書く文章力を身に付けておくこと。

「外国語」:母語以外の外国語を修得することによって、母語を相対化し、言語一般が重要であると認識していること。新聞記事程度の日常的で短い文章を、辞書を用いなくてもおおよそ理解できるだけの読解力と、自分の考えや感情を簡潔に伝えられ、電子メールを書ける程度の表現力を身に付けておくこと。

「日本史」「世界史」:歴史全体の流れを把握しておくこと。

「数学」:論理的にものごとを考える基礎力を養うこと。

2.専攻毎に求める能力

国文学専攻

  • 現代文・古文・漢文:さまざまな文章を読む楽しみを体験しておくこと。
  • 日本史・世界史・地理:文学の歴史的背景を理解しておくこと。

英語文学文化専攻

  • 外国語:少なくとも英検二級程度の英語運用力を身に付けておくこと。
  • 社会:人類の歴史や現代の世界情勢への広い関心を持つこと。

ドイツ語文学文化専攻

  • 外国語:論理的な文章を読んだり書いたりする基礎力を身に付けておくこと。
  • 世界史:特にヨーロッパの歴史を学んでおくこと。

フランス語文学文化専攻

  • 外国語:基礎的学力を十分身に付けておくこと。
  • 世界史・地理:ヨーロッパの歴史と地理に関心を持つこと。

中国言語文化専攻

  • 国語:論理的な文章を読んだり書いたりする基礎力を身に付けておくこと。
  • 外国語:平易な文章を読んだり書いたりする基礎力を身に付けておくこと。
  • 世界史:特に中国の歴史を学んでおくこと。

日本史学専攻

  • 高校で学習する日本史Bの内容を十分に理解し、基礎的な歴史用語について学習しておくこと。
  • 中学・高校で学習する世界史・地理について基礎的な点は理解できるよう、学習しておくこと。
  • 歴史史料に接することができるよう、高校で学習する古文・漢文について基礎的な読解力を身に付けておくこと。
  • 英語について海外の資料や論文に接することができるよう、高校で学習する基礎的な読解能力は身に付けておくこと。

東洋史学専攻

  • 現代文:新聞の社説あるいは新書・概説書程度の論説文を読みこなせる読解力と、同程度の論理的な内容の文章を書くことのできる文章力を身に付けておくこと。
  • 漢文:中国史を専門に学ぶ場合は、漢文の基本句形を理解していること。
  • 古文:中国史を専門に学ぶ場合は、古文の文法の規則に習熟していること。
  • 外国語:新聞記事程度の日常的で短い文章を、辞書を用いなくてもおおよそ理解できるだけの読解力と、自分の考えや感情を簡潔に伝えられ、電子メールを書ける程度の表現力を身に付けておくこと。
  • 日本史:日本史の大まかな流れや出来事について、高校の教科書に書かれている程度の内容を理解していること。
  • 世界史:世界史の大まかな流れや出来事について、高校の教科書に書かれている程度の内容を理解していること。

西洋史学専攻

  • 外国語:論理的な文章を読んだり書いたりする基礎力を身に付けておくこと。
  • 日本史・世界史:歴史全体の流れを把握しておくこと。
  • 国語:レポートや論文を作成するのに必要な読解力と文章力を養っておくこと。

哲学専攻

  • 国語(現代文、古文、漢文):論理的な思考をし、論理的な分析をし、論理的な文章を書くことができること。さまざまな文学作品(小説、詩、評論、古典など)を多く読んでいること。できれば、哲学書や思想・宗教関係の本も読んでいること。
  • 外国語(英語など):外国語の文章をきちんと解釈する基本を習得していること。文法に則って、外国語を読解する能力を身に付けていること。
  • 倫理:西洋、東洋の思想・哲学の歴史を一通り知識としてもっていること。有名な思想家や哲学者や宗教家の学説や考え方を知っていること。
  • 世界史、日本史:歴史についての基本的な知識をもっていること。

社会学専攻

  • 国語:論理的な文章読解能力や文章作成能力などの基礎力を身に付けておくこと。
  • 外国語(英語など):論理的に文章を読解する基礎力を身に付けておくこと。
  • 日本史・世界史:歴史全体の流れを適切に理解する基礎力を身に付けておくこと。
  • 政治・経済:政治・経済の仕組みや歴史を適切に理解する基礎力を身に付けておくこと。

社会情報学専攻

  • 国語:論理的な文章の読解力、および文章作成の基本的能力〈段落の構成、語彙など〉を身に付けておくこと。
  • 数学:数学Ⅰ・Aを履修していること。データの処理、分析、解釈に必要な数学の基礎的知識を身に付けておくこと。

教育学専攻

  • 国語(現代文):論理的な文章を読みこなす読解力と、論理的な文章を書くことができる基礎的な力をつけておくこと。
  • 外国語:ホームページや新聞記事程度の英文を読む力を持っていること。
  • 日本史・世界史:歴史についての基本的な知識をもっていること。
  • 現代社会、政治・経済、倫理についての基礎的な知識をもっていること。

心理学専攻

  • 数学:心理学は実証研究の過程で統計学の手法を駆使するため、数学的思考能力を身につけておくことが望ましい。特に、数学Ⅰでは「データの分析」、数学Aでは「場合の数と確率」、数学Bでは「確率分布と統計的推測」の分野を重点的に学んでおくこと。
  • 英語:心理学では最新の研究成果を学ぶために学部生のうちから英語の学術論文を読みこなす必要がある。そのため、高校時代にある程度の英文解釈力を身に付けておくこと。
  • 生物学:発生学、進化論といった領域の基本的事項を学んでおくこと。
  • 倫理:研究遂行のための倫理、臨床を行う上での倫理といったことの基本となる倫理学を学んでおくこと。

入学者選抜ごとに、以下のように評価項目を設定して取り扱います。

入学者選抜 選抜方法 知識・技能 思考力・判断力・表現力 主体性・協働性
一般入試 筆記試験  
統一入試 筆記試験  
英語外部検定試験利用入試 筆記試験  
英語外部検定試験  
大学入試センター試験利用入試(3教科型、4教科型) 大学入試センター試験  
附属推薦入試 書類審査
指定校推薦入試 書類審査  
面接試験  
スポーツ推薦入試 書類審査  
筆記試験(小論文)  
面接試験  
英語運用能力特別入試 書類審査  
筆記試験(小論文)  
面接試験  
ドイツ語・フランス語特別入試 書類審査  
筆記試験(小論文)  
面接試験  
外国人留学生入試 書類審査  
日本語外部検定試験  
英語外部検定試験  
面接試験  
学士入試(3年次編入学) 書類審査  
筆記試験(小論文)  
筆記試験(外国語)  
面接試験  

(◎=特に重視する、○=重視する)