哲学専攻

学びの特色

「哲学」は、「なんでもあり」

哲学は、どんなことでも研究対象にできます。よくわからないことや、不思議なことであれば、出発点はどこでもいいのです。それを、だれにも頼らず、解明していくのが哲学です。
いままでの哲学者を参考にはしますが、やはり最後は、自分自身の思考で突き進むしかありません。 こんな「なんでもあり」の「哲学」をともに学ぶのが、哲学専攻の特徴だといえるでしょう。

「読む」こと、そして「考える」こと

哲学専攻の学びの特色は、まず「読む」こと、そして「考える」ことにあります。
入学すると、哲学の基礎的な文献を読むことから始まります。古今東西の哲学書と格闘するのです。これまでの哲学者がどのように考えてきたのか、自分の頭で徹底的に考え抜くわけです。やがて、「哲学的に考える」とは、どういうことなのかが、だんだんわかってきます。

自分のテーマを発見して論じる

こうして哲学する基礎体力をつちかい、自分なりのテーマを発見して、それぞれの視点から哲学的に考え、論じることができるようになります。やがて、哲学専攻で学び、考えたことの集大成は、卒業論文に結実することになります。