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ドイツ語文学文化専攻
卒業論文

卒業論文の執筆にあたって

ドイツ語文学文化専攻では、専任教員の指導の下、4年次に卒業論文を執筆します。卒業論文は学生生活の集大成です。指導教員から「卒論ゼミ」、個別面談などの形で指導を受けながら執筆を進めます。毎年、個性と熱意に溢れた卒業論文の数々が生まれることを、教員一同、心から楽しみにしています。

卒業論文の執筆にあたり、本専攻では、3年次に「ゼミ演習」、4年次に「ゼミ演習」ならびに「卒論演習」を履修します。例年11月に開催されるゼミ説明会・卒論ガイダンスでの説明、専攻ホームページの教員紹介の情報等を参考にしながら所属するゼミを選択します。複数の方法論を勉強したいという意欲のある方のために、主たるゼミのほかに第二ゼミを履修することもできる制度になっています。

なお、2012年度以降の入学者は、4年次に卒業論文に代えて卒業研究を選択することも可能です。どちらを選択するかについては指導教員とよく相談してください。

卒業論文のテーマ

卒業論文の執筆は、まずテ-マを決めるところからはじまります。論文のテーマは、ドイツ語学、ドイツ文学、ドイツ思想、ドイツ芸術(美術、演劇、映画)、ドイツ現代史・現代社会、日独語の対照、日独文化比較、日本におけるドイツ文化の受容など、ドイツに関するもののなかから自分で選びます。これまでに各卒論ゼミで執筆された卒業論文のテーマには以下のようなものがあります。

Dethlefsゼミ(ドイツ語での論文執筆を希望する学生)

  • Der Turm des Freiburger Münsters: Ein Vergleich mit dem Straßburger Münster
  • Studien über die Darstellung der Atmosphäre von Leonardo da Vinci
  • Vergleich und Analyse der Kriegsbilder von Otto Dix
  • Die Analyse und der Vergleich von zwei Wasserfallbildern in der japanischen und deutschen Malerei
  • Frankreich, Japan und Deutschland aus der Perspektive der Mode: Chanel (Coco Chanel), COMME des GARÇONS (Rei Kawakubo) und Jil Sander (Jil Sander)
  • Die Besonderheit von "Elisabeth das Musical": Der Vergleich zwischen den "Sissi" Filmen und dem Musical, der Wiener Fassung und der Takarazuka Fassung
  • Die Verbindung zwischen Liebe und Tod in Goethes "Wahlverwandtschaften"
  • Die Unterstützungs- und Integrationspolitik der Minderheiten: Die deutschsprachigen Minderheiten und die Aussiedler in Deutschland

高橋ゼミ(ドイツ語圏の文学・演劇・舞台芸術・美術)

  • E. ケストナー『飛ぶ教室』―作者のメッセージと映画に描かれた子どもの自立―
  • ティーク著『金髪のエックベルト』における老婆の役割について ―その魔女性への問い―
  • 「社会派映画」と「ヒューマンドラマ映画」という観点からの『善き人のためのソナタ』の監視国家批判
  • 実写版『シンデレラ』におけるドレスから見たシンデレラ像とその影響 ―グリム童話・アニメーション版からの変遷―
  • ハイナー・ミュラー演出『トリスタンとイゾルデ』 ―衣装の観点からの作品分析―
  • 白井晃演出『三文オペラ』における音楽の異化効果についての考察
  • 舞台『変身』から見る家族の変化 ―依存から自立へ―
  • Die Betrachtung von "Freiheit" in dem Musical "Elisabeth" ―Aus dem Blickwinkel der Beziehungsentwicklung zwischen Elisabeth und dem "Tod"―(ミュージカル『エリザベート』における「自由」の考察)

縄田ゼミ(ドイツ文学、ドイツ思想、比較文化)

  • フリードリヒ・シラーの詩「手袋」「女性の気高さ」にみる女性像 ―ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデのミンネザングとの比較において―
  • 後期クライストにおけるナショナリズム ―歴史・メディア・宗教の視点から―
  • ショーペンハウアーとニーチェの幸福観の比較
  • シュテファン・ツヴァイクと監視社会
  • 絵本の表現 ―『Der Herr Augustin』を題材として―
  • 現存する最古の地球儀製作者マルティーン・ベーハイム ―"Erdapfel"製作の経緯と後世のニュルンベルクにおける受容―
  • 河合浩蔵の建築とドイツ建築

羽根ゼミ(近現代ドイツ文学、比較文学)

  • W.G.ゼーバルト『アウステルリッツ』における語りの手法 ―過去への眼差しをめぐって―
  • ケストナー作品における登場人物の家庭外での相互理解関係
  • ゲーテ『親和力』における自然と自由意思
  • 『世界の読解可能性』 ―母系回路と最終章の含意―

林ゼミ(テクスト言語学、社会言語学、対照言語学)

  • 日本とドイツの言語行動対照研究 ―「詫び」を通して―
  • 言い争いの会話と仲直りの会話の言語的特徴 ―Pünktchen und Anton を分析対象として―
  • グリム童話における文体の変遷 ―浮き彫り付与、時制、指示からみる―
  • グリム童話における女性の描かれ方 ―Rapunzel, Aschenputtel, Dornröschenの受動態分析を通して―
  • Inhaltsverzeichnis からテクスト生産者Erich Kästner の意図を探る ―固有名詞、ダイクシスを手がかりとするテクスト言語学的分析―
  • 読み手へ働きかけるテクスト・ジャンル「俳句のドイツ語翻訳(Übertragung)」―テクスト言語学の方法を用いて―
  • Bernhard Schlink Der Vorleserにおける「語り手」の意図を探る ―werden受動文や呼び名に着目して―
  • 宮沢賢治作品におけるオノマトペの日独対照 ―語彙化レベル・統語・音韻的特徴に注目して―
  • 旧東ドイツの日常生活で使われた語彙の分析 ―映画 "Good Bye, Lenin!" を用いて
  • "Umwelt" に関する造語の傾向

川喜田ゼミ(近現代ドイツ史、現代ドイツの政治・社会)

  • ナチ時代における抵抗運動「白バラ」について ―認識の違いから見えるもの―
  • ナチズムと教育学者 ―精神科学的教育学派に着目して―
  • ラインハルト作戦から考察するホロコーストの近代性
  • シンティ・ロマに対する過去の克服
  • 日独における強制労働および戦後補償の比較
  • 1968年の西ドイツとチェコスロヴァキアの運動 ―学生の役割からみる比較―
  • 東ドイツにおける子どもたちの国際交流 ―ナミビア人難民との交流を通して―
  • 統一ドイツと旧東ドイツにおける女性の就労環境 ―「仕事」と「家庭」の両立の可能性―
  • 戦後ドイツにおける極右主義の台頭 ―発生の背景と対抗する動き―
  • ドイツにおける脱原発政策への転換 ―市民運動の役割に着目して―