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フランス語文学文化専攻
博士課程(前期・後期)

大学院文学研究科

文学研究科は、国文学、英文学、独文学、仏文学、中国言語文化、日本史学、東洋史学、西洋史学、哲学、社会学、社会情報学、教育学、心理学の13の専攻からなる人文科学と社会科学にわたる総合的な研究科です。本研究科では、人間の内面や社会、歴史を研究対象に、テキスト、データおよび事象を中心に考察する人文主義的理念に立って、グローバル化・高度情報化が進行する国際社会と地域社会に貢献できる知的教養と実践力を身につけた人材を養成することを目標としています。

大学院で学ぶことの重要性

大学院は、各学部を卒業後、より高度な研究を続けたいと望む学生の進む道として開かれています。従来は各分野の研究者の養成に重点が置かれていましたが、近年、その役割が大きく変わろうとしています。今世界は、産業革命以来といわれる大きな社会の変革期にあります。社会そのもののしくみを変化させようとする新しいテクノロジーやグローバリゼーション(国際化)の波。そうした社会を支える人材の育成が、これからの大学院に課せられた使命です。学部の4年間にとらわれず学問を究めたいという学生の意欲や姿勢の受け皿として、大学院の存在意義はより幅広く多彩になったと言えます。

大学院の学びがわかる6つのポイント

  1. 中央大学学部在学生の大学院授業科目履修制度
    中央大学大学院への進学を希望する中央大学学部生のなかで、特に優秀な者に対し、早期に大学院教育に接する機会を提供すべく、学部在学期間中に大学院授業科目を履修することを可能にした制度です。これにより修得した単位は、中央大学大学院に進学した場合に限り、10単位を限度に大学院課程の修了に必要な単位として認定されます。
  2. 単位互換制度
    単位互換制度は、各大学間の学術的提携、交流を促進し、大学院の研究・教育の充実を図ることを目的に設置された制度です。研究上の必要により、本大学院と「特別聴講学生に関する協定」を結んだ他大学院の授業科目を履修した場合、その単位を各研究科の定めにより認定します。これにより研究の幅を広げ、さらに深めることができるとともに、他大学の教授や大学院生との人的交流もいっそう緊密なものとなります。
  3. 教職「専修」免許状
    教職課程の教科や教職に関する所定の単位および大学院の教科に関する所定の単位を修得し、さらに修士の学位を取得した場合、中学校教諭・高等学校教諭の専修免許状を取得することができます。ただし、所属する専攻によって、取得可能な免許状が異なりますので、進学する前に条件などをよく調べておくことが必要です。
  4. 教育訓練給付制度
    一定の条件を満たす雇用保険の一般被保険者(在職者)または一般被保険者(離職者)が、厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講し修了した場合、費用の40%(支給要件期間が3年以上5年未満の場合20%)に相当する額(上限20万円〈支給要件期間が3年以上5年未満の場合10万円〉)をハローワークから支給する制度です。文学研究科では社会学専攻、社会情報学専攻が指定を受けています。
  5. 科目等履修生制度
    大学院に研究科生として入学せず、特定の科目について履修し単位の認定を受ける制度です。出願資格は、大学卒業(見込)者または同等以上の学力を有すると研究科が認めた者となり、書類審査と口述試験により履修の可否を決定します。

大学院文学研究科の特徴

アドミッション・ポリシー

文学研究科では、以下のような資質と能力をもった方々の入学を期待しています。

  1. 人間や社会の諸問題に関心をもち、豊かな未来を切り開くために、より専門的な研究を志す人
  2. 専門的な研究を推進するに足る教養とコミュニケーション能力を身につけて、国際社会での活躍を志す人
  3. 現代社会や人間が直面している諸問題に対処できる高度な専門知識・技能を備えた職業人を志す人
  4. 地域社会の諸課題に関心をもち、その課題解決に向けて意欲的に取り組み、地域社会に貢献することを志す人
きめ細やかな個人指導体制

大学院文学研究科は、博士前期・修士課程(修業年限2年)と博士後期課程(修業年限3年)から成っています。博士前期・修士課程の単位を修得し、修士学位論文を提出してその審査に合格した者に、修士学位が授与されます。さらに博士後期課程に進んで高度な研究を継続し、必要な単位を修得し、博士学位請求論文を提出して審査に合格すると、博士学位が授与されます。

活発な他大学との交流

博士前期課程では、「講義」と「演習」を基本とし、それぞれの分野の基礎的な専門知識を修得できるように指導が展開されます。さらに、広い視野に立った高度な教養を修得できるよう、専門の垣根を超えた科目群が開設されており、これらを自らの専門領域と組み合わせることで、よりいっそう希望する進路にふさわしい人格と能力を養成することが可能となっています。他方、博士後期課程では前期課程で培った研究成果を基盤に、研究の深化と論文作成に向けた個人指導が徹底して行われます。綿密な討議を重ねることにより、実証的で創造性のある、まさに専門研究者にふさわしい研究能力を身につけることが可能となります。研究領域によっては、(1)他専攻の授業科目(2)他研究科が履修を認めた授業科目(3)交流・協力校が履修を認めた授業科目、のなかから選択履修することもできます(但し、履修可能な単位数には上限があります)。文学研究科と単位互換協定を結んでいる他大学大学院は下表の通りです。

単位互換制度提携校
全専攻 順天堂大学大学院、専修大学大学院、東京電機大学大学院、東京理科大学大学院、東洋大学大学院、日本大学大学院、法政大学大学院、明治大学大学院、共立女子大学大学院、玉川大学大学院、学習院大学大学院、首都大学東京大学院、東京外国語大学大学院
国文学専攻 上智大学大学院、成蹊大学大学院、実践女子大学大学院
英文学専攻 実践女子大学大学院
日本史学専攻
東洋史学専攻
西洋史学専攻
青山学院大学大学院、専修大学大学院、國學院大学大学院、明治大学大学院、上智大学大学院、立教大学大学院、国士舘大学大学院、駒澤大学大学院、東海大学大学院、早稲田大学大学院
社会学専攻
社会情報学専攻
茨城大学大学院、埼玉大学大学院、千葉大学大学院、東京外国語大学大学院、都留文科大学大学院、常磐大学大学院、流通経済大学大学院、東京国際大学大学院、淑徳大学大学院、駒澤大学大学院、大妻女子大学大学院、成蹊大学大学院、専修大学大学院、創価大学大学院、東洋大学大学院、日本女子大学大学院、法政大学大学院、武蔵大学大学院、明治大学大学院、明治学院大学大学院、立教大学大学院、立正大学大学院、上智大学大学院

この表には大学名のみ掲載しています。対象となる研究科名・専攻名等の詳細は、ホームページなどで確認してください。

充実した研究環境

大学院では研究活動を支援するために、さまざまな制度の充実をはかっており、その一つとして「学生研究室」が用意されています。文学研究科では3号館4、5階に28室あり、学生が自主的に割り当てを決め、互いの切磋琢磨の場として活用しています。

数多くの論文発表の場

各専攻では『大学院研究年報』『論究』あるいは学部・専攻別の各種機関誌への論文発表、研究報告会、文庫見学、自主ゼミナール活動への参加などを積極的に奨励し、また『見学・実態調査』『学術国際会議』を通して講義や演習以外にも多角的に教育・研究の場を用意しているのも文学研究科の大きな特徴といえます。これらの研究成果は、各大学や研究所に配布されており、また博士後期課程3年次以上の学生については、個人の研究業績を一覧にしたものが、併せて全国の大学に配布されています。個人の研究内容を公表することで、同じ分野の研究者と知り合うこともでき、また、教育・研究職への就職のきっかけになることもあります。こうした背景が文学研究科で教育職に進む学生を多く生みだしている基盤となっています。

学部学生の大学院授業科目履修制度

中央大学文学部在学生で、中央大学大学院文学研究科へ進学を志望する成績優秀者について、教育上の特例措置として、「学部学生の大学院授業科目の履修制度」を実施しています。この制度では、おもに学部4年生を対象としており、出願をする際は、学部における履修状況などを考慮のうえ、卒業に影響をおよぼさない範囲での制度利用に留意する必要があります。修得した単位は、学部の単位とはならず、中央大学大学院に入学した場合に限り、大学院学則に基づいて10単位を限度に、大学院の修了に必要な単位数として認定されます。