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文学部グローバル・スタディーズで韓国考古学巡検

文学部グローバル・スタディーズ2024年度春出発の韓国考古学巡検のプログラム(担当:日本史学専攻教授 小林謙一)では、4回にわたる韓国の先史時代についての事前学習会を経て、20252232264日間、現地学習として釜山での博物館・遺跡/史跡巡検を行いました。
2日目に訪問した釜山大学校博物館では、見学の後、廣瀬雄一先生(釜山大学校博物館特別研究員)から「朝鮮半島における縄文早期平行期の土器の整理」として、博物館展示の解説を兼ねた展示物を目の前にした形での講演を受けました。見学後は金剛公園を散策し、壬辰倭乱における犠牲者を埋葬した塚を訪れるなど、普段はいかないようなところを探訪しました。
3日目には釜山市立博物館、強制連行資料館、海洋博物館、東三洞貝塚資料館を見学。釜山市立博物館では、金榮宝学芸士によって、韓国旧石器から青銅器時代の解説をしていただき、韓国と日本の先史時代における交流について、より理解を深めることができました。