国文学専攻
国文学専攻教授 鈴木俊幸 ラジオ講座(4/20)のご案内
2025年04月16日
日曜カルチャー「蔦屋重三郎のまなざし(3)」
講師:鈴木 俊幸
(中央大学文学部教授/2025年大河ドラマ「べらぼう」版元考証担当)
日時:4/20(日)20:00-21:00 ※4/27(日)10:00~再放送
局名:R2 NHKラジオ第2放送
番組HPより --------------------
今年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」の主人公・蔦屋重三郎。
江戸時代、版元として吉原のガイドブック「吉原細見」や挿絵入りの読み物・
黄表紙をヒットさせ、喜多川歌麿などを人気浮世絵師に育てた人物です。
蔦屋重三郎が日本橋に進出した天明3年(1783年)は非常に大きな出来事がありました。
唐衣橘洲「狂歌若葉集」や四方赤良(太田南畝)「万歳狂歌集」の出版をキッカケに
狂歌が大ブームに。蔦重は出版物で遊びます。すると「本を買うなら蔦重の店で」
「本を作るなら蔦重に任せたい」と評判になります。喜多川歌麿や山東京伝も登場!
狂歌流行の演出者・蔦重の活躍をご紹介します。
(NHK文化センター青山教室の公開講座録音)