Eventイベント

研究推進支援本部

11/19:関西大学・中央大学「新技術説明会」開催【機械・材料・環境】

日程
2013年11月19日(火) 13:00-16:35
場所
JST東京本部別館ホール(市ヶ谷)
日程
2013年11月19日(火) 13:00-16:35
場所
JST東京本部別館ホール(市ヶ谷)
内容
上記日時・場所にて、最先端の研究成果をご紹介する「新技術説明会」を、関西大学と共同開催いたします。
今回は「機械・材料・環境」をテーマに、理工学系の研究シーズを研究者がご説明します。

主催:中央大学・関西大学・独立行政法人科学技術振興機構
後 援:独立行政法人中小企業基盤整備機構
     全国イノベーション推進機関ネットワーク

■プログラム
13:00~13:10 主催者挨拶
  独立行政法人科学技術振興機構 理事 小原 満穂 
  関西大学社会連携部
    産学官連携センター・知財センター センター長 平野 義明

13:10~13:15 
  JST事業紹介

13:15~13:20 
  全国イノベーションネットのご紹介
  
13:20~13:50 <機械>
「多様な形状をした物体を把持できる真空吸着グリッパの開発」
 関西大学 システム理工学部 機械工学科 助教 高橋 智一

13:50~14:20 <機械>
「高出力な空気圧ゴム人工筋の開発とロボット・メカトロニクス機器への応用」
  中央大学 理工学部 精密機械工学科 教授 中村 太郎

14:20~14:25 
  中小企業基盤整備機構のインキュベーション施設のご紹介

14:25~14:35   休  憩
  
14:35~15:05 <材料>
「セシウムをはじめとする金属イオンを吸収する有機機能性材料の開発」
  関西大学 化学生命工学部 化学・物質工学科 准教授 工藤 宏人

15:05~15:35 <材料>
「金属との錯形成により感光波長を調節できる光酸発生剤の開発」
  中央大学 理工学部 応用化学科 助教 小玉 晋太朗

15:35~16:05 <環境>
「メカノケミカル法を利用した多孔性金属錯体製造技術の開発」
  関西大学 環境都市工学部 エネルギー・環境工学科 准教授 田中 俊輔

16:05~16:35 <環境>
「自己発熱機能を有する固体型CO2吸収材の構造とその作製方法」 
  中央大学 理工学部 応用化学科 教授 大石 克嘉

16:35~ 閉会挨拶 
   中央大学 研究支援室 事務長 那須 暁子
参加費
無料
参加手続き
 2012年11月19日(火)までに下記ホームページまたは、
 FAXにてお申し込みください。
  科学技術振興機構 産学連携担当
  https://www.jstshingi.jp/cgi-bin/2013/kansai-chuo/form.cgi
  FAX : 03-5214-8399

本学シーズのご紹介

高出力な空気圧ゴム人工筋の開発とロボット・メカトロニクス機器への応用

理工学部教授(精密機械工学科) 中村 太郎
出力/重量比が非常に高い空気圧ゴム人工筋を開発しました。本人工筋はわずか重量が100g以下で1800N(180kgf)の出力が可能です。また、本人工筋をハンドや細管内移動機構、ポンプ等様々なメカトロニクス機器への応用例も紹介します。

金属との錯形成により感光波長を調節できる光酸発生剤の開発

理工学部助教(応用化学科) 小玉 晋太朗
金属配位部位を持つ光酸発生剤を合成しました。この光酸発生剤は可視光にほとんど吸収を示さず、紫外線にのみ感光しますが、ルテニウムを配位させることにより可視領域に強い吸収を示すとともに、可視光照射により分解して酸を発生します。

自己発熱機能を有する固体型CO2吸収材の構造とその作製方法

理工学部教授(応用化学科) 大石 克嘉
金属線の表面上にCO2吸収能をもつリチウム複合酸化物を形成させた吸収材料であり、またBTO(Built to Order)式の製造工程をもつ吸収材です。まず、吸収材の形状を決め、次にCO2吸収層の面積を決めてから、吸収材の作製に移行するという点が新しい技術の1つと言えます。この報告では、本吸収材の構造について述べるとともに、具体的な作製方法について紹介します。