人文科学研究所中央大学学術シンポジウム「グローバル文化史の試み」

研究の目的

地球規模の一貫した文化史は、未だ書かれていないと言っても過言ではない。個々の言語圏ごとの文化史、「西洋音楽史」「東洋美術史」など分野ごとの歴史、世界の通史のなかの文化に関わる項目などは存在し、それらを集積すれば世界文化史と言えないことは無いが、一貫した観点からの全体の記述には遠い。歴史学は二十世紀後半から、地球規模の統一された歴史=Global Historyを試みてきた。これを受けて、経済史研究や政治制度史研究において、例えば中国の位置づけの画期的な見直しが近年進んだ。しかしながら、地球全体の文化史を組織的に見直し、あらたな見取り図を提示することに成功した例は、未だ存在しないのではないか。本研究はこの欠を補い、ケース・スタディによりグローバル文化史の輪郭に少しでも近づくことを試みる。

キーワード

文化史 グローバル史(global history) ビッグ・ヒストリー(big history)
文化学(Kulturwissenschaft) 現生人類 気象史 神話学 考古学 文字 韻文 紙 帝国主義 活字
テクノロジー 規格(standard) 標準化(standardization) データベース 
デジタル人文科学(digital humanities)

イベント(開催予定)

研究実績

研究代表者

中央大学文学部教授 縄田雄二 研究者情報 researchmap

中央大学学術シンポジウムについて

中央大学学術シンポジウムは、本学附置の研究所における共同研究の成果をシンポジウムにおいて市民や研究者に公表するという目的で、学長主催のもと1980年にスタートしました。第28回のテーマは「グローバル文化史の試み」、2018年4月から3年間の研究プロジェクトを人文科学研究所が担当します。

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