研究開発機構

「一衣帯水」中国都江堰市からマスクをお贈りいただきました

2020年05月12日

 中国四川省都江堰市から、「中央大学の皆様に」と、大量のマスクを2回にわたりお贈りいただき、2020年4月上旬に、研究開発機構、理工学部の出勤者に配布し、ありがたく使用させていただきました。
外箱には、「一衣帯水、守望相助、共克疫情」とのメッセージが添えられおりました。
「一衣帯水」(いちいたいすい)とは、中国の『南史・陳後主紀』に書かれているもので、
「我為百姓父母、豈可限一衣帯水、不拯之乎」とあります。
細い川で隔てられていようとも、困ったときには、互いに助け合おうというメッセージです。

 中央大学と都江堰市は、2008年5月に発生した四川汶川大地震の復興支援以来、12年間にわたり、親密な交流活動を展開しており、2019年9月には、理工学部の学生・大学院生20名が訪れ、農村地域の文化的遺産である「林盤(りんぱん)」の保全、再生について国際計画・設計活動を、四川大学と協働で開催いたしました。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大という暗いニュースの中で、ひとすじの光明として、御紹介いたします。

世界遺産都市・都江堰農耕文明地「林盤」保全、国際計画設計会議(2019年9月2~7日)
於:中国四川省都江堰市、四川大学・中央大学合同チーム

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