研究

商学部教授 西川可穂子:水・地域イノベーション財団による活動助成「川と共に生きる 〜変わりゆく川と歩み〜」の成果動画を公開

 商学部教授/全学共通教育・SDGs担当 副学長の西川 可穂子は、一般財団法人 水・地域イノベーション財団による2024年度活動助成部門 本格コースに採択された取り組みである「川と共に生きる 〜変わりゆく川と歩み〜」の成果として、マレーシア・マラヤ大学、イギリス・ケンブリッジ大学とともに英語版”Rivers: voice of change” のショートフィルムを公開しました。また、関連動画として、学生と共に日本における「【環境保全】Our River ~未来へと流れる川~ 荒川」のショートフィルムも作製し、公開しました。

Rivers: voice of change

【環境保全】Our River ~未来へと流れる川~ 荒川

 水辺空間の利用は、それを利用する人々の社会や基盤、環境によって常に変容します。近年は、情報社会となり、伝統的な考え方や慣習とは異なる考えを持つ人々が増えており、さらに、地球温暖化などの環境の変化から社会の慣習や基盤も変化しています。

 本活動の目的は、マレーシア、イギリス、日本の水辺空間に焦点をあて、社会の変容により、人々が利用してきた水辺空間の変化をショートフィルムとして記録し、後世に伝えることです。この日本版ショートフィルムは学生が中心となり荒川の水辺空間に注目した内容です。美しい映像とともに、現代の子供たちに川と触れ合ってもらうための地域コミュニティの工夫や現状の課題について記録しています。

 このショートフィルム公開について、西川教授(写真左)は、「水辺空間の環境保全を見つめることで、その国が抱える社会課題が浮き彫りになります。将来世代へ美しい環境を残すために何をすべきか、市民の声を聞くことが重要である」と考えています。

 西川教授は、今後も引き続き 水辺の環境保全に関わる研究を国内外で進めていきます。

 西川教授の研究にご興味をお持ちの方は、下記もご覧ください。

 

 中央大学研究者情報データベース

  https://c-research.chuo-u.ac.jp/html/100003061_ja.html

 

 ファカルティリンケージ・プログラム(FLP) 西川可穂子ゼミ

  https://www.chuo-u.ac.jp/gp/flp/archive/environment/env16/