本学理工学部電気電子情報通信工学科助教 李 恒が、「第17回 廣野賞を受賞」を受賞しました。
受賞の詳細は下記の通りです。
〇受賞内容
受賞名:第17回 廣野賞
主催団体:一般社団法人 レーザセンシング学会
受賞題目:ナノカーボン型ミリ波–赤外イメージャーによる視体積交差タイプの非破壊検査実証
受賞者:李 恒(電気電子情報通信工学科・助教)
受賞日:2024年9月19日
〇 本賞について
(一社)レーザセンシング学会は1972年にレーザレーダ研究会としての発足以降、日本におけるレーザレーダの研究を支える活動を展開しており、2018年には研究会の更なる発展に向けてレーザセンシング学会へ衣替えし、学会誌の発刊,組織の整備・充実や透明性の向上に努めてまいりました。その様な背景の下、本学会はレーザを利用した計測に関する科学と技術の進歩を願い、今後のレーザセンシング学会への貢献が大いに期待される若手の活躍を奨励するために、廣野賞を設けております。35歳以下の研究者が対象となり、毎年1名に授与されます。
(出展:学会HP:https://laser-sensing.jp/ )
〇 コメント
この度は栄誉ある廣野賞にご選考いただき、身に余る光栄に存じます。学会の関係者様や選考委員の先生方に深く御礼申し上げます。「レーザセンシング」は、私の研究の根幹を成す領域であります。同分野ならびに本学の研究・教育発信に微力ではございますが引き続き貢献できますよう、本賞を励みに今後も誠心誠意取り組んでまいります。これまでに取り組んできた内容の成果と今後の発展性を高く評価していただいた形になりますが、私1人では決してこの様な栄誉にあずかることはありませんでした。本学の河野 行雄先生や産業技術総合研究所の鈴木 大地博士をはじめとする長年の共同研究者の皆様方、また本成果にてコラボレーションいただきました国立情報学研究所の佐藤 いまり先生を中心とするグループの皆様方、更に電気電子情報通信工学科の先生方・スタッフ様をはじめ日頃から校務にてご指導いただいております理工学部の皆様方に厚く感謝申し上げます。そして、日々、失敗や困難が続いても粘り強く創意工夫を重ねながら強い当事者意識でしっかりと研究を支えてくださっている当グループの皆様方(学生さん、技術支援員様、事務支援員様)、最後に最大の支えである家族に心より感謝申し上げます。

「第17回 廣野賞」の賞状

「第17回 廣野賞」の賞状と写る李 助教