研究
理工学部 教授 山村寛:共同提案が令和5年度下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)に採択
2023年03月30日
理工学部教授 山村寛が、大同特殊鋼株式会社、株式会社テツゲン、株式会社グリーンテックおよび宮城県気仙沼市と共同で提案した技術(「汚泥の高付加価値化と低炭素社会に貢献する超高温炭化技術に関する実証事業」)が、国土交通省の令和5年度下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)に採択されました。
今回採択された提案技術は、新たに開発した超高温炭化技術によって、生成される超高温炭化物の活性炭代替材としての活用を実現する「高付加価値化」や、「高品位・無害化」による肥料・土壌改良材への活用により、採算性の向上を目指すとともに、システムの熱効率を高めることで温室効果ガスの削減を図るものです。
今後は、令和6年3月31日にかけて、宮城県気仙沼市の気仙沼終末処理場において、下水汚泥の活性炭利用等による高付加価値化の実現に向けて、熱効率を高めた省エネ型超高温炭化システムによる活性炭代替材等の製造、温室効果ガス排出量削減効果、コスト削減効果を実証します。