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総合政策学部教授 平野 廣和の研究成果が科学技術振興機構(JST)「産学官連携ジャーナル」 に特集記事として掲載されました
2016年09月16日
総合政策学部 教授 平野廣和の研究成果がJST「産学官連携ジャーナル」 に、特集記事(防災×産学連携)として掲載されました。
「産学官連携ジャーナル」は、産学官連携活動をより活発に、より円滑に推進する一助としてJSTが毎月発行しているオンラインジャーナルです。
この最新号(9月号)では、各地の大震災において振動により貯水槽が破損・破壊され、被災地域全体のライフライン確保に甚大な影響を及ぼしてきた背景と、貯水槽の耐振性向上を図る一つの方法として、平野教授と企業が産学連携で開発した浮体式波動抑制装置「タンクセイバー・波平さん®」の開発の歴史が特集記事として掲載されました。
産学連携で生まれたこの制振装置により、貯水槽内の最大波高は3分の1程度まで抑えることができ、かつ地震による貯水タンクへの負荷は半減しました。この制振装置「タンクセイバー・波平さん®」は、2014年8月の初施工以来、全国40カ所以上の場所で施工されています。
リンク:
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)「産学官連携ジャーナル」
地震の揺れから貯水槽を守る浮体式波動抑制装置「タンクセイバー・波平さん®」