文学部教授・小林謙一が本学で初めて科研費「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ」に採択され、プログラム『君も考古学の最新研究に挑戦!縄文土器を研究する・年代を測る』の第1回が8月29日(土)に実施されました。
当日はコロナ感染防止対策を行い、多摩キャンパスにて開催しました。
中学生9名、小学生1名の参加があり、みなさん熱心に取り組んでいました。みなさんの熱意が伝わり、説明する小林教授も熱が入っていました。
小林教授からのコメントは次の通りです。
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参加者は、コロナ対策によく理解いただき、マスクおよび作業時に手袋着用や消毒など、皆協力していただけた。歴史や考古学が好きで既に別のプログラムに参加したと言う参加者も複数いて、熱心な参加者だということは開始前から伝わってくるほどであった。また見学に来た小学6年生(参加者の妹)も説明を熱心に聞いており、急遽体験にも参加してもらった。さらに見学のご両親も熱心で、休憩時間などに質問に来たりしたのが印象的であった。参加者には実際に土器に触ったこと、資料採取したことが良かったようで、集中して最後まで作業していた。
その後早速採取資料を年代測定用に処理して測定依頼をかけている。次回、その成果を示すことができるように進めていく。参加者も年代自体について、さらに興味を深められるように、準備したい。
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次回は10月10日(土)に第2回を実施予定です。