研究
文部科学省「SPReAD(AI for Science萌芽的挑戦研究創出事業)」に本学の研究者5名(第1回1名、第2回4名)が採択されました
2026年08月20日
このたび、文部科学省が推進する「AI for Scienceによる科学研究革新プログラム AI for Science萌芽的挑戦研究創出事業(SPReAD)」において、中央大学の研究者が第1回公募で1名、第2回公募で4名、計5名採択されました。
本事業(SPReAD)は日本のあらゆる分野の研究者等が人工知能(AI)を利活用して科学研究の高度化・加速化を図るプログラムで、極めて先進的な取り組みです。本学から広い分野の研究者が多数採択されたことは、広い分野でAIを取り入れた先端研究を進めていることを示しています。
本学からの採択課題(公開資料より抜粋)は以下の通りです。多岐にわたる研究領域において、AIを活用した革新的な研究がスタートします。
【第1回公募 採択課題】
研究代表者: 片山 建二(理工学術院 教授)
研究領域: 化学
研究課題名: 革新的光触媒創出に向けたOperational SHAP法の開発と分析化学データ駆動型AI材料探索
コメント「AIだけではできない、実物の材料を本当に良くするために、AIと人知の共同作業を追求したいと思います。」
【第2回公募 採択課題】
研究代表者: 中村菜々子(文学部 教授)
研究領域: 臨床科学
研究課題名: リアル面接由来のマルチモーダルデータで構築するAIアバター:心理療法技能の定量評価基盤のPoC
コメント「目的も申請方法も、全てに新しい時代を感じさせる研究助成にチャレンジできたことは、大変貴重な経験でした。採択を機に、自分の研究にも新しい風を入れたいと思います。」
研究代表者: 奥井 学(理工学術院 准教授)
研究領域: 機械・社会基盤・エネルギー工学
研究課題名: ソフトロボット強化学習における中位フィードバック層の有効性実証研究
コメント「身体の柔らかさを活かして自ら学び、適応するロボットの新たな可能性を探究したいと思います。」
研究代表者: 笹沼 克信(国際経営学部 教授)
研究領域: 電気工学・電子工学・情報科学・コンピューターサイエンス
研究課題名: 隠れマルコフモデルを利用したインサイダー取引等の証券不公正取引の検知と分析
コメント「貴重な機会に感謝します。AIとマルコフ連鎖・待ち行列理論を融合し、単なる応用に留まらず新しい発想でユニークな成果を目指したいと思います。」
研究代表者:米津 孝司(法務研究科 教授)
研究領域: 社会科学
研究課題名: AIを活用した労働法判例検索・分析基盤の構築と法情報アクセスの民主化
コメント「労働関係に埋め込まれた情報の非対称性は、労働者を法の保護から遠ざけます。AIによって法情報への距離を縮め、誰もが自らの権利を知り、活かせる基盤を築きたいと考えています。」
中央大学は、「行動する知性。」というユニバーシティ・メッセージのもと、今後もAIをはじめとする最先端技術を駆使し、社会課題の解決や新たな科学的知見の創出に貢献する研究活動を推進してまいります。
各研究者の今後の活躍と、本学から生まれる「AI for Science」の成果にぜひご期待ください。
■ 関連リンク
文部科学省:AI for Scienceによる科学研究革新プログラム
https://www.mext.go.jp/aifors_spread/