中央大学法学部の海部健三教授は、2月28日(土)から3月29日(日)まで、岡山県生涯学習センターの科学館「人と科学の未来館サイピア」で開催されたイベント「サイピア春のウナギ祭りー岡山の川にウナギはEEL」に協力しました。
https://www.sci-pia.pref.okayama.jp/event/detail.aspx?servno=17545
3月21日には海部教授らによる「旭川うなぎ探検隊調査報告会」と講演会「日本の水と岡山に棲む生き物の不思議」を行いました。
「旭川うなぎ探検隊調査報告会」は、絶滅危惧種であるニホンウナギをはじめとする旭川の多用な魚類相をモニタリングし、次世代を担う子どもたちに、「自然とのふれあい」という生きた環境学習の場を提供することを目的として2012年8月に始まった活動です。今回は、この岡山県の旭川において生態系を見守る市民参加型調査・13年間の歩みを、岡山大学の齊藤 和裕氏、東京大学学部学生の田中 宏樹氏、旭川かいぼり調査実行委員会の友延 栄一氏とともに報告し、同調査を理学部集中講義の1つとしている岡山大学准教授の御輿 真穂氏が挨拶と事例紹介をしました。
講演会「日本の水と岡山に棲む生き物の不思議」では、リニューアルしたサイピアのサイエンスドーム(プラネタリウム)で、ネイチャーフォトグラファー・内山 りゅうさんがレクチャーを交えながら水中映像や写真を投影し、内山氏・東京大学大気海洋研究所准教授の脇谷 量子郎氏とともに海部先生がトークセッションを行いました。
3月22日・28日には、海部教授らが開発したオリジナル教材「うなぎいきのこりすごろく」を実施し、参加者と共にウナギの保全について考えました。

「旭川うなぎ探検隊調査報告会」の告知ポスター
「旭川うなぎ探検隊調査報告会」の様子

「日本の水と岡山に棲む生き物の不思議」の告知ポスター(表面)

「日本の水と岡山に棲む生き物の不思議」の告知ポスター(裏面)

「うなぎいきのこりすごろく」の告知ポスター
「うなぎいきのこりすごろく」参加者との記念写真
詳細は、「人と科学の未来館サイピア」のWebサイトをご覧ください。
また、「うなぎいきのこりすごろく」の利用(送料は利用者負担、教材の貸し出しは無料)や海部研究室が取り組む研究内容について興味をお持ちの方は、下記もご覧ください。
- 「+C」Researchers記事「ウナギの保全と持続的利用を実現する」
- 日本の新聞はウナギをどのように報道してきたか 過去30年間にわたるウナギに関する新聞記事を分析しIUCNレッドリストやワシントン条約が日本の報道に与えた影響を明らかに
- ウナギは陸でも狩りをする ――魚類の陸上進出に関する新たな発見――
- ニホンウナギの継続的・急激な減少を特定 中央大学・鹿児島大学・北里大学・国立台湾大学・東京医科大学・東京大学の共同研究によって明らかに
- 世界規模で絶滅危惧種のウナギ消費の実態を把握 DNAバーコーディングと生産・貿易データを組み合わせた分析により「どの国・地域で」「どの種のウナギ」が消費されているのかを解明
- 法学部 海部研究室主催:ワークショップ「現場型ウナギ種判別技術の実用可能性」を開催(2025年7月23・24日 )
- 国内の小売店流通のウナギ加工品の種を同定 ~日本で販売されているウナギ蒲焼、約4割がアメリカウナギに〜
- WWFジャパンと中央大学、ウナギの取引と流通の最新動向をまとめたファクトシートを共同発表
- News「日本政府によるウナギ資源管理について市民が望む政策 ~仏・研究機関と共同で調査」(2024年8月1日)
- プレスリリース「国際協力によりシラスウナギ漁業のステークホルダー参加型の資源評価が可能に 〜インドネシア、ジャワ島における調査研究〜」(2024年3月29日発表)