社会科学研究所

第17号

社会科学研究所年報 第17号(2012年度)

論文

“境界領域”のフィールドワーク (3)
――生存の場としての地域社会にむけて--
新原 道信(1)
チェコとスロヴァキアにおける市民結社の広がりとその参加者の個人属性
――脱社会主義国における市民社会形成の一側面――
石川 晃弘(21)
バイオメトリック・ボーダーの生成と展開
――リスク・身体・セキュリティの観点から――
川久保文紀(41)
「他者」の差異化におけるダイナミズム
――ニューヨーク・ハーレムのムスリムたちの民族誌的素描から――
中村 寛(51)
信頼の三相とその相互作用 森  秀樹(79)
移行期における60 歳以上の就労に関する一考察 小熊   信(95)
合併新自治体における政策課題と住民意識
――長野県佐久市の住民投票をめぐる地域間の比較分析――
塩沢 健一(113)
“境界領域” のヨーロッパ試論
――イストリア半島を事例に――
鈴木 鉄忠(133)
ネオリアリズムとコンストラクティヴィズムの統合――選好と選択の相違から―― 森山あゆみ(153)
中東地域におけるトルコの仲介政策
――シリア・イスラエルの間接協議とイランの核開発問題を事例として――
今井 宏平(171)
生存の場としての地域社会” への活動アプローチ
――新宿大久保地域における「OKUBO アジアの祭」の事例――
阪口   毅(191)

特別寄稿

The Role of Demographic Change in Social Development:
Comparative Perspectives 
Jack A. Goldstone(213)
2012年度 社会科学研究所活動記録 (229)