社会科学研究所

現代政治の思想と運動

23 現代政治の思想と運動

2006年1月発行 
研究チーム「現代政治の思想と運動」編集 
中央大学社会科学研究所 発行

はしがき 星野 智
第1章 市民社会と公共空間
――J・ハーバーマスの公共圏論と市民社会論をめぐって――
星野 智
第2章 マルクス主義の終焉とプルードン
――フランス新哲学派を与件として――
横山 清彦
第3章 Φ.И.チュッチェフと現代ロシア
――抒情詩人から政治思想家へ――
大矢 温
第4章 ピエロ・ゴベッティの思想と生涯
――工場評議会運動の時代を中心に――
中村 勝己
第5章 マイケル・ポランニーと自由な社会 齋藤 俊明
第6章 インフォーマル化をめぐる一考察
――国家・グローバル都市・移民・コミュニティー――
川久保 文紀
第7章 ハンセン病問題の深層構造と人権思想
――近代日本における患者人権闘争の意義と射程――
中島 吉弘
第8章 戦後精神の軌跡と未成の市民社会論
――藤田省三と現代市民社会論の交錯――
川原 彰