社会科学研究所
グローバル・エコロジー
37 グローバル・エコロジー
2019年3月22日発行
星野 智 編著 中央大学出版部発行
本体価格2,900円(税別)
ISBN 978-4-8057-1338-9
今日、地球温暖化による気候変動や海水温の上昇、プラスチック廃棄物による海洋汚染、石油や天然ガスなど化石燃料の枯渇、森林破壊など地球生態系(グローバル・エコシステム)の危機が顕在化している現在、地球生態系の回復への取組が重要な課題となっている。本書は、生態系サービス、人口・エネルギー問題、地球の環境破壊と軍事活動、エネルギーデモクラシーとエネルギーハーベスティング、EUのエネルギー政策、持続可能な国際循環型社会の構築、中国の気候変動政策、放射性物質汚染廃棄物をめぐる問題を取り上げ、地球生態系の危機の現状とその回復への方向性を模索する。
まえがき |
第1章 | グローバル・エコロジーと生態系サービス | 星野 智 |
第2章 | 環境問題としての人口・エネルギー問題 ―人間活動が自然環境に与える負荷― |
滝田 賢治 |
第3章 | 地球の環境破壊と軍事活動 ―沖縄の軍事基地をめぐって― |
臼井 久和 |
第4章 | 集約から分散へ ―電力自由化、エネルギーデモクラシー、エネルギーハーベスティング― |
鈴木 洋一 |
第5章 | 日本とヨーロッパのエネルギー問題 ―日本とEUのエネルギー政策からの一考察― |
上原 史子 |
第6章 | 持続可能な国際的循環型社会の構築に向けて | 松波 淳也 |
第7章 | 中国の気候変動政策に関する研究 | 飯嶋 佑美 |
第8章 | 放射性物質汚染廃棄物処理の現状と課題 | 齋藤 俊明 |