社会科学研究所
変容する地球社会と平和への課題
32 変容する地球社会と平和への課題
2016年3月30日発行
西海 真樹、都留 康子 編著 中央大学出版部発行
本体価格4,800円
まえがき | 「積極的平和主義」の誤謬を超えて | 西海 真樹 都留 康子 |
序論 | 平和学の展開とグローバル化 ―「平和」と「人権」をめぐって― |
臼井 久和 |
第Ⅰ部 世界平和と国際機構
第1章 | ノーベル平和賞と国際機構 | 内田 猛男 |
第2章 | 文化多様性と平和 | 西海 真樹 |
第3章 | 国際刑事裁判所(ICC)における被害者信託基金 ―平和構築の予備的考察― |
望月 康恵 |
第4章 | 国際機構によるメンバーシップ制裁の進展と紛争解決 | 竹内 雅俊 |
第Ⅱ部 紛争解決への外交政策
第5章 | 核不拡散レジームと日本外交 ―核の傘の下の被爆国― |
都留 泰子 |
第6章 | 核不拡散レジームとインド ―印米原子力協力のその後― |
溜 和敏 |
第7章 | 東アジア国際関係の現状分析と展望 ―「中国問題」の現実的解決に向けて― |
滝田 賢治 |
第8章 | 新興国の人道外交 ―トルコの取り組みを事例として― |
今井 宏平 |
第9章 | コソヴォ紛争に関する議会分析とアメリカの「反戦」 ―言説分析と投票行動分析を中心に― |
西住 祐亮 |
第10章 | ヨーロッパ統合と平和 ―EU共通外交安全保障政策からの一考察― |
上原 史子 |
第Ⅲ部 新たな平和への挑戦と対応
第11章 | 水資源・紛争・平和 | 星野 智 |
第12章 | オルタ・グローバリゼーション運動のビジョン ―水正義運動の事例から― |
毛利 聡子 |
第13章 | 「モバイルな」国境と領域秩序の変容 ―国境機能の内部化と外部化を手がかりとして― |
川久保文紀 |
第14章 | 普遍主義に内在する格差醸成とテロ誘発作用への対応の必要性 | 鈴木 洋一 |
あとがき |