社会科学研究所
"境界領域"のフィールドワーク-"惑星社会の諸問題"に応答するために-
27 "境界領域"のフィールドワーク-"惑星社会の諸問題"に応答するために-
2014年3月25日発行
新原 道信 編著 中央大学出版部発行
本体価格5,600円
はじめに |
序章 | “境界領域”のフィールドワークから“惑星社会の諸問題”を考える | 新原 道信 |
第1部 “境界領域”フィールドワークの「エピステモロジー/メソドロジー」
第1章 | 海と陸の“境界領域” --日本とサルデーニャをはじめとした島々のつらなりから世界を見る-- |
A.メルレル/新原 道信 (新原 道信 訳) |
第2章 | リフレクシヴな調査研究にむけて | A.メルッチ (新原 道信 訳) |
第3章 | “境界領域”のフィールドワークの「エピステモロジー/メソドロジー」 | 新原 道信 |
第2部 “境界領域”のフィールドワークの現場
第4章 | 構築主義的政治理論と介入のテクノロジー -「地域化/領土化された政策」とフランス共和制- |
中島 康予 |
第5章 | 国境の越え方 -イタリア・スロヴェニア・クロアチア間国境地域「北アドリア海」を事例に- |
鈴木 鉄忠 |
第6章 | もうひとつのエリジウム,あるいは異者を造りあげる感性と技術について -コロンビア大学のキャンパス拡大とハーレムの境界の引きなおし- |
中村 寛 |
第7章 | 移動の歴史的地層 -新宿大久保地域の空間の定義をめぐる差異とコンフリクト- |
阪口 毅 |
第8章 | “深層/深淵”のヨーロッパ -オーランド,カーボベルデ,サルデーニャとコルシカにおける“境界領域”のフィールドワーク- |
新原 道信 |
終章 | 再び“境界領域”フィールドワークから“惑星社会の諸問題”へ | 古城 利明 |
あとがき |