社会科学研究所
戦後日本女装・同性愛研究
16 戦後日本女装・同性愛研究
2006年3月発行
矢島 正見 編著 中央大学出版部発行
本体価格 7,200円
はしがき | 矢島 正見 | |
序 章 | 「第1部 共同研究」についての覚え書き-本書の発刊にあたって- | 矢島 正見 |
第Ⅰ部 戦後日本女装者・女装者愛好男性のライフヒストリー-共同研究-
第1章 | 松葉ゆかりのライフヒストリー | 杉浦 郁子 矢島 正見 |
第2章 | 美島弥生のライフヒストリー | 杉浦 郁子 石田 仁 三橋 順子 矢島 正見 |
第3章 | 女装者愛好男性A氏のライフヒストリー | 杉浦 郁子 三橋 順子 |
第Ⅱ部 女装・同性愛に関する論考-個人研究-
第1章 | 現代日本のトランスジェンダー世界 ――東京新宿の女装コミュニティを中心に―― |
三橋 順子 |
第2章 | 「性転換」の社会史(1) ――日本における「性転換」概念の形成とその実態,1950~60年代を中心に―― |
三橋 順子 |
第3章 | 「性転換」の社会史(2) ――「性転換」のアンダーグラウンド化と報道,1970~90年代を中心に―― |
三橋 順子 |
第4章 | 会員名簿からの演劇研究会会員43名の考察 | 矢島 正見 |
第5章 | 1970,80年代の一般雑誌における「レズビアン」表象 ――レズビアンフェミニスト言説の登場まで―― |
杉浦 郁子 |
第6章 | 戦後日本の雑誌メディアにおける 「男を愛する男」と「女性化した男」の表象史 |
村上 隆則 石田 仁 |
第7章 | 女装者との差異を語る ――「TS/TGであること」をする実践―― |
鶴田 幸恵 |
第8章 | 性的マイノリティの人権保障 ――国際人権法を素材として―― |
谷口 洋幸 |