社会科学研究所
体制擁護と変革の思想
10 体制擁護と変革の思想
2001年3月31日発行
池庄司 敬信 編 中央大学出版部 発行
本体価格 5,800円
はしがき | 池庄司 敬信 |
第1章 | スミスの同感理論とホルクハイマーの啓蒙批判 | 和田 重司 |
第2章 | フランス革命とイギリスの思想家たち | 齋藤 俊明 |
第3章 | エドマンド・バークと主権国家 -ウエストファリア体制擁護の論理- |
高橋 和則 |
第4章 | J.S.ミルの体制変革思想 -選挙浄化をとおして- |
下條 慎一 |
第5章 | 「ジュネーヴ市民」ルソー -『人間不平等起源論』から『社会契約論』へ- |
落合 隆 |
第6章 | ルソー型国家とジャコバン型国家との不連続 -ルソーの一般意志論とロベスピエールの論理- |
鳴子 博子 |
第7章 | プルードンの連合主義理論形成過程 | 横山 清彦 |
第8章 | Φ・И・チュッチェフとクリミア戦争 -東方正教帝国復興構想の軌跡- |
大矢 温 |
第9章 | ソ連邦における体制擁護と革新の系譜 | 村井 淳 |
第10章 | ロシアにおける「第三の道」としてのユーラシア主義 | 大木 昭男 |
第11章 | ルソーと安藤昌益 -自然観の相違- |
土橋 貴 |
第12章 | 中江兆民訳「民主国ノ道徳」考-ルソ ー理解の導き手としてのJ.バルニ・その一面- |
山田 博雄 |
第13章 | 梯明秀の三木哲学批判 -京都学派左派にみる戦時下抵抗の思想構造と射程- |
中島 吉弘 |
第14章 | 韓日国境の形成過程と認識の変化 | 崔 長根 |
第15章 | ピエロ・ゴベッティの自由主義革命の思想 | 中村 勝己 |
第16章 | 歴史的制度論の国家像とその変容 -スコッチポル&ファインゴールドニューディール期の国家と政党』(1995)を中心に- |
高橋 善隆 |