社会科学研究所
革命思想の系譜学-宗教・政治・モラリティ-
4 革命思想の系譜学-宗教・政治・モラリティ-
1996年7月25日発行
中央大学社会科学研究所 編 中央大学出版部 発行
本体価格 3,800円
まえがき |
序章 なぜ革命思想を間うか | 土方 直史 |
第一編 革命思想と宗教
第一章 | ルソーの宗教論の構造 -自然宗教・福音書の宗教・市民宗教間にみられる発展とその革命性- |
鳴子 博子 |
第二章 | フランソワ・ボワッセルの1789年における社会的平等の諸原埋 | 高橋 誠/山田 博雄 訳 |
第三章 | 「ニュー・モラル・ワールド」をめぐるオウエナイトと教会の対立 -「ブリストル騒動」の検証- |
土方 直史 |
第四章 | Φ・И・チュッチェフとヨーロッパ諸革命 | 大矢 温 |
第二編 革命思想と政治
第五章 | プルードンの国家死滅論再考 -思想のドラマトゥルギ-- |
横山 清彦 |
第六章 | J・S・ミルのアイルランド政治論 -フィーニアンへの対応を中心として- |
下條 慎一 |
第七章 | ソ連邦結成についての思想と民族問題 -レーニンとスターリンの思想を通して- |
村井 淳 |
第三編 革命思想のモラリティ
第八章 | マルクスの所有変革論と未来社会像 | 小川 浩八郎 |
第九章 | サルトル的「革命」をめぐって -政治と倫理の「革命」から「解放」ヘ- |
長谷川 曾乃江 |
第十章 | S・ルークスのマルクス主義批判と1989年革命論 -〈道徳性〉の認識を手がかりにして- |
中島 吉弘 |
終章 | 総括にかえて | 土方 直史 |