経済研究所

第28号 1997年

目 次  
   
中国経済社会研究会  
中国・ベトナムへの企業進出 三宅 武雄
   
思想史研究会  
《ヴァスコ・ダ・ガマ500年記念会議》(1997年)について 田村 秀夫
グラムシ市民社会論の形成 川上 恵江
   
ポスト・ケインズ派経済学研究会  
Investment, Fiance, and Tobin's q : An Analytical Interpretation Toichiro ASADA
ケインズ理論における投資・貯蓄とファイナンス 福田川 洋二
-アシマコプロスの問題提起を受けて-  
カーン・ペーパーズと『短期の経済学』 袴田 兆彦
   
マルクス経済学研究会  
価値理論の展開 -市場価値論を中心として- 鳥居 伸好
資本主義的生産様式と価格研究の方法 中村 義信
-仙田久仁男氏の所説をめぐって-  
   
現代政策研究会  
公益侵害について 厚見 博
不完全情報化の寡占における輸出補助金をめぐる 田中 靖人
ロビー活動についてのゲーム理論分析  
-シグナリングゲームの応用-  
On Value Modjtaba SADRIA
欧州自動車メーカーの部品調達政策の大転換 池田 正孝
-ドイツ自動車産業を中心として-  
中位投票者理論の有効性 田中 廣滋
-行政の効率性向上における投票理論の役割-  
米国の政府間無財源マンデイト問題の考察 片桐 正俊
中央政府と地方政府による公共財の供給と補助金政策 平井 健之
自社株取引と配当 -現金配分のシグナリング均衡- 長谷川 雅人
環境保護に関する罰金とインセンティブ 本間 聡
   
日本資本主義分析研究会  
日本の金融恐慌 -1927年と1997年- 笹原 昭吾
   
研究ノート  
パレート改善としての公的年金制度の改革 久下沼 仁笥
地方分権社会における地方公共財と地方公共要素の供給 宮野 俊明
   
1996年度経済研究所活動記録