経済研究所

公的統計情報―その利活用と展望

75.公的統計情報―その利活用と展望-2019年刊

(坂田 幸繁 編著,2019年11月刊,386ページ,定価4,800円<税別>)

はしがき 坂田 幸繁
第Ⅰ部 公的統計情報の作製と提供
第1章 改正された統計法と二次的利用の現状と課題 山口 幸三
第2章 統計表の構造とIPF法を用いた教育用擬似個別データの作成方法 小林 良行

第3章

公的統計データにおける秘匿性と有用性の評価のあり方に関する一考察―スワッピングを中心に― 伊藤 伸介
第4章 交互最小二乗法による選択的エディティング手法の質的な順序変数への拡張に関する検討 高橋 将宜
第5章 フランス INSEE における均衡抽出法の利用 西村 善博
第Ⅱ部 公的統計の2次利用と社会研究
第6章 パラメータ推定と抽出ウェイトの利用―尤度を中心に― 坂田 幸繁
第7章 Web調査による公的統計の拡張可能性―生活時間調査を素材に― 栗原 由紀子
第8章 観光地域経済調査からみた観光関連事業所の季節変動分析 大井 達雄
第9章 既集計の公的統計データを用いた貧困量推計と「社会的排除」分析に関する検討 宮寺 良光
第10章 ドイツのSOEPの意義と利用可能性 松丸  和夫
第11章 アドルフ・ケトレーの統計論 上藤 一郎
第Ⅲ部 地域分析とデータ統合
第12章 地域での事業所調査と経済センサスの活用 菊地 進
第13章 世帯規模の動向の分析における地域単位の検討 小西 純
第14章 人口・世帯属性から見た居住期間分布について 森 博美・長谷川 普一
第15章 境域情報などを用いた公的統計と行政情報のマッチングについて 長谷川 普一
第16章 行政情報と統計情報のデータ統合の分析的意義について―静態・動態情報のデータ統合を中心に― 森 博美