経済研究所
功利主義と政策思想の展開
51.功利主義と政策思想の展開 2011年刊
目次 | ||
序文 | ||
第1部 | 功利主義:形成と変容 | |
第1章 | ベンサムの間接立法論 | 板井 広明 |
第2章 | ウィリアム・トンプソンにおける功利主義と経済思想 | 土方 直史 |
第3章 | シジウィック・ムーア・ピグー-功利主義・利己主義・正義の観点から- | 山崎 聡 |
第4章 | G.E.ムーアとJ.S.ミルの功利主義論 | 和田 重司 |
第5章 | 「理想的功利主義」と正義論 | 音無 通宏 |
第2部 | 経済政策論:自由と公正 | |
第6章 | ジェイムズ・ステュアートにおける「国民の精神」と経済政策 | 八幡 清文 |
第7章 | デュガルド・スチュアートの穀物貿易論と啓蒙社会の構想 | 荒井 智行 |
第8章 | リカードウ『原理』最終章の検討―第3版改訂の契機と意義― | 益永 淳 |
第9章 | F.リストと主著『経済学の国民的体系』 | 片桐 稔晴 |
第10章 | L.ワルラスの土地国有化政策-動学理論から社会問題へ- | 高橋 聡 |
第11章 | C.A.R.クロスランドの資本主義体制の変容に関する分析について | 八田 幸二 |
-イギリス労働党におけるケインズ主義的社会民主主義の前提- | ||
第12章 | J.E.ミードにおけるベーシック・インカム論と協働企業論の相補性 | 井上 義朗 |
第3部 | 方法論的基礎:批判と認識 | |
第13章 | ヴィクトリア朝中期におけるヘレニズム―M.アーノルドの場合― | 中川 敏 |
第14章 | J.M.ケインズと帰納法 | 泉 慎一 |
第15章 | 効用の個人間比較-論争で何が明らかになったか?- | 比嘉文一郎 |
第16章 | 帰納と経験―R.F.ハロッドにおける帰納法の展開― | 伊藤 正哉 |