経済研究所

ケインズ経済学の再検討

22.ケインズ経済学の再検討 1990年刊

はしがき   緒方 俊雄
     
Ⅰ ケインズ経済学の形成  
第1章 自己利子率論考 浅野 栄一
第2章 『一般理論』以前のカレツキ 緒方 俊雄
第3章 ケインズとフリードマン 福田川洋二
  -貨幣と実物の関係を中心にして-  
     
Ⅱ ケインズと現代経済学  
第4章 スラッファの自然利子率とケインズ 有賀 裕二
第5章 ケインズの「有効需要の原理」と収穫逓増法則 高木 邦彦
第6章 貨幣と不確実性の論理 -流動性選好説の検討- 袴田 兆彦
  <補論>カーンの『短期の経済学』について  
     
Ⅲ ケインズ経済学と現代経済学  
第7章 金融不安定性と流動性選好理論 青木 達彦
第8章 現代の金融政策とケインズ=ポスト・ケインズ派モデル 渡辺 良夫
第9章 ケインズ=ポスト・ケインズ派モデルと日本経済 金尾 敏寛
  -寡占的企業の資金調達を中心として-  
第10章 わが国の財政運営とケインズ政策 御船 洋