経済研究所
2019年6月6日開催 公開研究会開催報告 (経済研究所「中国政治経済研究部会」「日中経済比較研究会」「国際経済研究部会」人文科学研究所「近代中国の思想と社会」)
2019年06月06日
2019年6月6日(木) 公開研究会を開催しました。
【日 時】
2019年6月6日(木)15:00~17:00
【場 所】
中央大学多摩キャンパス 2号館4階 研究所会議室1
【報告者】
Professor Zhao Quansheng (趙 全勝 教授)
【略 歴】
米国アメリカン大学国際関係学部教授、
アジア研究委員會主任。
ハーバード大学フェアバンク東アジアセンター研究員。
北京大学、复旦大学、高麗大学客員教授。
中国政治学者グローバル・フォーラム・コーディネーター。
【テーマ】
Shift between Friends and Enemies: Dynamics of the U.S.-Japan-China Relations
【要 旨】
趙全勝教授の講演には、大学教員・研究者に加え、法学研究科と経済学研究科の大学院生が多数参加
した。参加者の専門分野は、国際関係、国際企業法、経済政策、公共政策、国際経済・貿易など多岐
にわたったことからも理解されるように、趙教授の講演内容は、幅広い分野の幅広い関心を呼ぶテー
マであり、しかも米中貿易戦争の真っただ中にあることからもきわめてタイムリーな講演であった。
参加者の関心も強かったことから、懇談会の場では各参加者が個別に趙教授と議論を重ねるなど、き
わめて重要な意見交換の場となった。最近のトピックとしても各自の専門の観点からも、趙教授の議
論には接点が多く、そのために交流がいつも以上に活発になったのではないかと思われる。もちろん
、趙教授のフランクで親しみやすい対応が参加者の気持ちをやわらげ、多数の質問や意見交換につな
がった面も大きい。
今後も趙教授との定期的な意見交換の場があれば、多数の参加者にとってメリットが大きいと期待さ
れる。また、懇談会の場が活発な意見交換の場として重要な機能を果たすことも明らかとなった。
趙 全勝 教授
研究会の様子