経済研究所
2018年11月17日開催 公開研究会開催報告 (社会経済ミクロデータ研究部会・一橋大学経済研究所附属社会科学統計情報センター)
2018年11月17日
2018年11月17日(土) 公開研究会を開催しました。
【報告者・テーマ】
①小田 大輔 氏
(総務省統計局統計調査部国勢統計課労働力人口統計室
標本抽出係長)
「労働力調査における外れ値対応の試み」
②清水 美絵 氏
(総務省統計局統計調査部国勢統計課労働力人口統計室
審査発表第二係 統計専門職)
「平成29年就業構造基本調査の結果の概要」
③村上 雅俊 氏
(阪南大学経済学部経済学科准教授)
「匿名データで集計・分析する2007年のワーキングプア」
④水落 正明 氏
(南山大学総合政策学部総合政策学科教授)
「学卒時の就業状態がその後の収入に与える影響」
【日 時】2018年11月17日(土)13:30~17:45
【場 所】一橋大学 国立西キャンパス 経済研究所 3階大会議室
【要 旨】上記のように,労働統計をめぐる公的統計の作成と利用に
関する問題について,4人の報告者による研究報告をもらい,
討議を行った。最新の調査結果や外れ値処理,あるいはミクロ
データ利用については貧困や学歴効果といった興味ある報告を
発表してもらい,活発な議論がフロアと交わされた。
今後の労働統計作成と個票利用に有益な知見を得ることができた。