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2018年11月23日

2018年11月23日開催 公開研究会開催報告 (現代政策研究会)

2018年11月 23日(金) に公開研究会を開催しました。

【共 催】中国政治経済研究部会

【テーマ】Digital Economy and Digital Government:

     Theory and Practice

               (デジタル経済および電子政府の倫理と現状)

【日   時】 2018年11月23日(金)15:00~18:00

【場   所】 研究所会議室 1


山東師範大学と共同で開催の第4回国際シンポジウムが本研究所で開催された。デジタル経済とデジタル政府に関する下記の研究が報告され、テーマと概要は以下に要約される。


1. 田中廣滋(TANAKA Hiroshige)研究員 : 本学経済学部教
   Decentralized Provision of Currency as Global Public Goods
グローバルコミュニティの不安定性と持続可能性の障害となっている要因としてグローバル・公共財としての信用の供給不足が指摘される。第4次産業革命において供給体制の整備が進む仮想通貨と従来の通貨である政府・銀行通貨との役割分担の見直しが理論的に論じられる。


2.李 齐 (LI Qi) : 山東師範大学公共管理学院准教授
The Government Behavioral Logic of China's Economic Growth and Its Trend
経済発展を遂げる中国における政府の役割の変化とそれを実行するための課題が具体的な事例を挙げながら論じられる。
  
3. 員 要鋒 (YUN Yaofeng) : 帝京大学経済学部経営学科准教授
    データエコノミーの下のデータ独占とデジタルガバメント

デジタル経済の特徴の分析とその経済社会の変革の核となるデータ活用の戦略に関する分析的な考察を提供して、出席者の議論の深化に大きな貢献を果たした。

4. 王 娜(WANG Na) : 山東師範大学公共管理学院講師
    The Dilemma and Governance Path of Emerging Internet Industry:
    Taking Sharing Bicycle as an Example
 
インターネットを活用するビジネスモデルの事例としてシェア自転車の事例を取り上げて、このビジネスの構造分析を提供する。


使用言語が、日本語、中国語、英語となり参加者による議論が容易ではなかったが、コーデネーター谷口研究員の調整の努力と報告者が発表内容の理解が容易になるような工夫もあって、密度が濃い議論が展開された。