Eventイベント
人文科学研究所
人文科学研究所公開研究会開催のお知らせ(「南北アメリカの歴史、社会、文化」チーム)
- 日程
- 2024年12月22日(日)14:00~17:00
- 場所
- 茗荷谷キャンパス 2階2E02教室 ※会場が変更になりました。
- 日程
- 2024年12月22日(日)14:00~17:00
- 場所
- 茗荷谷キャンパス 2階2E02教室 ※会場が変更になりました。
- 内容
司 会: 小田 悠生 研究員(商学部准教授)
報告者1: 松本 悠子 客員研究員(中央大学名誉教授)
テーマ: 第一次世界大戦がもたらした人種認識―トランスナショナルな社会史の視点から
要 旨: 第一次世界大戦では、アジアやアフリカからまとまった数の人々が兵士や労働者としてヨーロッパに動員され、初めてヨーロッパの人々は日常生活の中で人種的他者と接触した。さらに、アメリカ軍は、主に戦場となったフランス社会にアメリカの人種主義体制を輸出した。戦時のプロパガンダや戦後の社会も見渡しながら、第一次世界大戦が現代につながる人種認識にどのような影響を与えたのかを考える。なお、本報告では英米仏を主な対象とするが、ドイツも例外ではなかろう。戦争にまつわる人種認識がワイマール共和国を経てナチズムにつながったのかどうか、比較史の中で考えられないだろうか。報告者2: 石田 勇治 氏(東京大学名誉教授、中央大学法学部兼任講師)
テーマ: ヒトラー前夜のドイツ―ヴァイマル(ワイマール)共和国が投げかける問い
要 旨: 第一次世界大戦に敗れたドイツでは、帝政が崩壊し、やがて当時世界で最も民主主義的と言われた憲法を擁する議会制民主国家=ヴァイマル共和国が誕生した。多くの国民の期待を集めて発足したこの国は、度重なる深刻な危機を乗り越え、多彩な文化を開花させながらも、結局はヒトラー独裁に取って代わられた。なぜそのような事態に至ったか、ドイツの歴史的失敗から現代の私たちは何を学ぶことができるのか、考えてみたい。コメンテーター: 一政 史織 研究員(法学部教授)
【参加方法】
参加を希望される方は、本フォームに必要事項を記載の上、参加申込をお願いします。
(レジュメ等の部数を確認するためですので、参加申込が間に合わなかった方々も、当日、直接お越しいただけます。)締切日:2024年12月22日(日)午前9時
※ブラウザはGoogle chromeをご使用ください。
※ご入力いただいた個人情報は、研究会以外の目的では使用いたしません。【注意事項】
・構内でのマスクの着用については個人の判断に委ねることが基本となりますが、3密を回避できない場合はマスクの着用を推奨します
・手洗い手指消毒などの基本的な感染防止対策にご協力ください。
- 参加費
無料
- 企画実施名義
主催:人文研チーム「南北アメリカの歴史、社会、文化」(責任者:小田 悠生 )