人文科学研究所主催公開研究会開催のお知らせ（「スペイン語圏の歴史と文化」チーム）

【報告1】15:00～16:00

 報告者:　 三潴　みづほ　客員研究員（学習院大学・日本大学・関東学院大学　非常勤講師）

 テーマ:　 修史官ペドロ・テ・バレンシアの『インディアス報告』

 要　旨: 　 ペドロ・デ・バレンシアは近世スペインの献策家として知られる。在野の知識人として数多くの献策書を提出してきた彼が、17世紀初頭に宮廷に出仕し、修史官として著したのが『インディアス報告』である。本報告では、献策家としての彼の思想や他の著者によるインディアス報告書の存在も踏まえたうえで、ペドロ・デ・バレンシアの『インディアス報告』をどう評価できるか、近世スペイン史研究における史料価値を検討したい。

【報告2】　 16:00～17:00

 報告者: 　坂本　宏　研究員（経済学部准教授）

 テーマ: 　フランシスカの幻視

 要　旨: 　異端審問所の牢獄に囚われていたトレド大司教バルトロメ・カランサの釈放を予言したために、フランシスカ・デ・ロス・アポストレスは異端審問によって裁かれた。本報告では、フランシスカが幻視体験をし、その後悪魔に憑かれ、最終的には快癒したことの理由を説明することによって、彼女の幻視体験の意味を明らかにしたい。

【参加方法】
ご希望の方は、

件名：6/1（土）公開研究会参加申し込み
・氏　名
・ご所属、ご身分
・メールアドレス
を記載し、坂本　宏　研究員（hsakamo.69k☆g.chuo-u.ac.jp）までご連絡ください。
※☆を＠に変更してから送信してください。

締切日はありません。

【注意事項】

・参加には　アプリのダウンロードが必要になります。

・レクチャー中の録音・録画はお控えください。

・オンライン会議のお問合せは当研究チーム責任者までお願いします。
　事務室では対応いたしかねますのでご了承ください。

無料

主催：人文研チーム「スペイン語圏の歴史と文化」