Eventイベント
人文科学研究所
人文科学研究所主催公開研究会開催のお知らせ(「妖精とは何か」チーム)
- 日程
- 2024年5月18日(土)14:00~17:00
- 場所
- 多摩キャンパス Forest Gateway Chuo F405教室
- 日程
- 2024年5月18日(土)14:00~17:00
- 場所
- 多摩キャンパス Forest Gateway Chuo F405教室
- 内容
報告者 : Natalia Petrovskaia 氏(ユトレヒト大学准教授)
テーマ : 「これは聖杯物語ではない」―『エヴロウグの息子ペレディルの物語』再読
要 旨 : 中世ウェールズ語の作品『エヴロウグの息子ペレディルの物語』はこれまで、12世紀後半にクレティアン・ド・トロワが古フランス語で著した『ペルスヴァルまたはグラアルの物語』の翻案作品と考えられ、中世ヨーロッパの「聖杯物語」の系譜に位置づけられてきた。しかしながら詳細な構造分析を行うと、『エヴロウグの息子ペレディルの物語』が「聖杯物語」ではなく、中世ウェールズの文学・法律・文化の伝統に多くを負った、中世ウェールズ生まれの作品であることが分かる。
使用言語:日本語
【注意事項】
・構内でのマスクの着用については個人の判断に委ねることが基本となりますが、3密を回避できない場合はマスクの着用を推奨します。
・手洗い手指消毒などの基本的な感染防止対策にご協力ください。
- 参加費
無料
- 参加手続き
事前申込は不要です。
- 企画実施名義
主催:人文研チーム「妖精とは何か」