Eventイベント
人文科学研究所
人文科学研究所主催公開研究会開催のお知らせ(「アフロ・ユーラシア大陸における都市と国家の歴史」チーム)
- 日程
- 2022年3月27日(日)13:00~18:30
- 場所
- オンライン会議システム(Webex)

- 日程
- 2022年3月27日(日)13:00~18:30
- 場所
- オンライン会議システム(Webex)
- 内容
人文科学研究所 研究チーム:アフロ・ユーラシア大陸における都市と国家の歴史
公開研究会「東アジア都城史研究の今」
東アジア都城史の研究は、近年、文献研究や考古学、地理学、人類学、環境学等の異なる学問分野が相互に交流を深めることで、新たな地平が拓けてきました。今回の公開シンポジウムは、東アジアの比較都城史を牽引されてきた研究者に集っていただき、中国大陸、東北アジア、朝鮮半島、ベトナムの都城史・都市史研究の現在を視覚化する試みです。本研究会の目的は、前2世紀から10世紀にかけての東アジア各地域の異なる都城・都市を比較することで、各地域のもつ歴史の固有性と普遍性の両面に迫ることです。
<13:10-14:10>
講演者: 村元 健一 氏(大阪歴史博物館・主任学芸員)
テーマ: 都城史における曹魏洛陽の画期性
要 旨: 中国大陸の都城の研究は、21世紀に入り、かつてない深さと広がりをもちながら急速な展開をとげています。主著『漢魏晋南北朝時代の都城と陵墓の研究』(東京:汲古書院、2016年)において、東アジア都城史研究に新たな展開をもたらした村元氏に、中国都城史研究の現在を提示していただきます。
<14:10-15:10>
講演者: 小嶋 芳孝 氏(金沢学院大学・名誉教授)
テーマ: 渤海の都城 建国期から上京までの変遷
要 旨: 長年にわたって東北アジア考古学を指導されてきた小嶋芳孝氏に、渤海の都城を中心に、考古研究の現状をお話しいただきます。中国・韓国・ロシア・日本の考古隊による近年の渤海遺址の発掘と研究は、渤海都城研究にも全く新たな世界をもたらしています。
休憩 15:10-15:20
<15:20-16:20>
講演者: 田中 俊明 氏(滋賀県立大学・名誉教授)
テーマ: 朝鮮三国の都城
要 旨: 文献と考古の知見を総動員する田中俊明氏の高句麗・百済・新羅都城の研究は、朝鮮都城研究を代表する成果として広く知られています。今までの田中氏の膨大な研究をもとに、朝鮮都城史研究の現段階をお話しいただきます。
<16:20-17:20>
講演者: 黄 暁芬 氏(東亜大学・教授)
テーマ: 発掘から甦った「交趾」都市の歴史空間
要 旨: 漢代長安の研究者として著名な黄暁芬氏は、近年、ベトナムの漢代交趾郡の遺跡(ルイロウ遺跡)を発掘し、漢代の郡県都市研究を刷新する研究成果をあげています。発掘のために滞在中のハノイから、最新の考古発掘の成果を報告いただきます。
休憩 17:20-17:30
<17:30-18:30>
総合討論
司 会: 妹尾 達彦(中央大学・教授)
- 参加手続き
【参加申し込み方法】
参加を希望される方は、Googleフォームより事前の参加登録を行ってください。
https://forms.gle/aZYztAazoEUYpt4H7
締め切り:2022年3月26日(土)17:00
※参加申し込みをされた方には3月26日(土)17:00までに、お知らせいただいた
メールアドレス宛にWebexアクセス情報をお送りします。
【注意事項】
・参加にはWebexアプリのダウンロードが必要になります。
・レクチャー中の録音・録画はお控えください。
- 企画実施名義
主催:人文研チーム「アフロ・ユーラシア大陸における都市と国家の歴史」