Eventイベント
人文科学研究所
人文科学研究所主催公開研究会開催のお知らせ(「考古学と歴史学」チーム)
- 日程
- 2021年11月1日(月)13:00~15:00
- 場所
- オンライン会議システム(Webex)
- 日程
- 2021年11月1日(月)13:00~15:00
- 場所
- オンライン会議システム(Webex)
- 内容
講 師: 植月 学 氏 (帝京大学文化財研究所准教授)
テーマ: 「動物考古学の現在-弊牛馬処理研究の新展開―」
要 旨:
古代において死牛馬が確たる根拠もなく祭祀に用いられたと解釈されていたことに対し、
動物考古学的分析と文献史料を駆使して実際には解体され、徹底利用される場合が
多かったことを明らかにしたのは松井章氏であった。
その画期的研究から30年以上が経過したが、東日本では牛馬遺体の遺存不良もあり、
研究は低調であった。
本発表では遺存良好な牛馬遺体を出土した鎌倉市の例や、脂質分析など遺存状況の
不利さを補う新手法により弊牛馬処理に迫る最近の動向を紹介する。
講 師: 菊池 大樹 氏 (蘭州大学歴史文化学院教授)
テーマ: 「中国古代王権と馬匹生産」
要 旨:
中国古代を代表とする六畜(牛、馬、羊、豕、狗、鷄)のなかで、馬は社会・
経済システムで中核的な役割を担ってきた。そのことは、多くの古典籍に記され、
また、巨大な車馬坑などから窺い知ることができる。しかし、こうした消費形態に
かんする研究は進んでいるものの、その生産体制については不明な点が多い。
本発表では、近年進展が著しい科技考古を応用することで明らかとなった
中国古代王権による馬匹生産の実像に迫る。
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【参加申し込み方法】参加を希望される方は、Googleフォームより事前の参加登録を行ってください。
https://forms.gle/etHEizaCbZVxggJ89
締め切り:2021年10月25日(月)17:00
※参加申し込みをされた方には10月31日(日)17:00までに、お知らせいただいた
メールアドレス宛にWebexアクセス情報をお送りします。
【注意事項】
・参加にはWebexアプリのダウンロードが必要になります。
・レクチャー中の録音・録画はお控えください。
- 企画実施名義
主催:人文研チーム「考古学と歴史学」