日本比較法研究所

【日本比較法研究所】『比較法雑誌』第59巻第2号刊行のお知らせ

2025年09月29日

『比較法雑誌』 第59巻 第2号が刊行されましたので、お知らせいたします。

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比較法雑誌 第59巻 第2号(通巻第214号)2025

講   演

ヤン・グロテア:
学説と実務における比較法:それは(今でも)意味があるのか
     井田良 訳

ルイス・グレコ:
犯罪捜査の対象:スマートフォン
     滝沢誠 訳

翻   訳

裵相均:
韓国におけるデジタル性犯罪とディープフェイク
     中村真利子/趙恩慶 共訳

バリー・ブザン:
英国学派の概念としての「文明標準」
     竹内雅俊 訳

マーティン・ヘンスラー:
プラットフォーム労働の規制:労働法における世界的な課題
     後藤究 訳

呉俊毅:
犯罪捜査における弁護人の記録閲覧権に関する台湾の最近の動向
     倪国仁 訳

フォルカー・リップ:
配偶者緊急代理:必要か,それとも不必要か?
     宋健/趙思訥 共訳

研   究

仲裁におけるiura novit arbiter(1):仲裁手続におけるdue process の一局面
     猪股孝史 著

ドイツにおける第三者反訴:UG に係る事例を出発点として
     丸山秀平 著

法人格とは何か(1):人間と団体に対する法人格の付与
     加藤隆之 著

サイバーセキュリティリスクと内部統制システム構築義務:米国における株主代表訴訟を通じた取締役の責任追及の観点から
     神山静香 著

国際人権から見た軍事司法(3):裁判を受ける権利に関する問題を中心に
     寺嶋太郎 著

紹   介

米国「西部地域大学・カレッジ評価協会(WSCUC)」における大学アクレディテーション関係基準
     早田幸政 著

海外法律事情

アメリカ刑事法の調査研究(184)Diaz v. United States, 602 U.S. 526 (2024)
     山田峻悠 著(米国刑事法研究会)

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購入方法は、中央大学出版部のページをご覧ください。

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